今週(2024/9/4)のDynamiteで
オカダカズチカはコンチネンタル王座をかけ
カイルフレッチャー(Kyle Fletcher)と試合をした。
出典:AEW
こんにちは、ヤマガタです。
去年もそうでしたがAllInでの勢いを生かすことをできずAEWは凋落(ちょうらく)の一途を辿っています。直近で書いたのは↓この記事です。
参考:WarnerBrosDiscovery自体が火の車か?AEWの失墜(2024/8/17)
現在AEW凋落の最も明確なメルクマール(目印)となっているのがWarnerBrosDiscoveryとのTV契約(ケーブル局TBS, TNT)で、これが両者(AEW, ワーナー)共、インターネットTV(Netflixに代表されるStreamingサービス)に押されて火の車状態だ、ということです。
そんな中、AEWは直近で3ブランド(Dynamite, Collision, Rampage)とも散々たる結果に終わりました。
Rampage視聴者数:218,000人
まず・・・Rampage(2024/8/30)の視聴者数は、いよいよ10万人台に突入しようとしています。
WrestlingObserver: AEW Rampage draws near record-low ratings
ポイントは、特に放送枠移動、WWEのPLEと重なった、とかそういう特別な日ではなくナチュラルにこの結果が出たことです。以下のCollisionもDynamiteも、みんなそうです。
この記事↓を書いた頃はRampageは30万人を割るか?とか予想してましたので、それどころではないのがわかります。
この記事↑でも含意されていることですが・・・
Dynamiteは70万人台を割るとヤバイ。なぜなら、それが起こるとNXTの餌食になるから。
Collisionは40万人台(本当は50万人台)を割るとヤバイ。それが起こるとRampageと区別が付かなくなる。
実は、もうこの両方とも”当然のように”起こってしまっています。
Collision視聴者数:289,000人
Collision(2024/8/31)の視聴者数は30万人台を割り込み、もうRampageと区別が付かなくなってきました。
WrestlingObserver: AEW Collision draws record-low viewership for regular time slot
CollisionがCMパンクを中心にAEWのセカンドブランドとして期待されていたことを覚えている人など、もう居ないのではないでしょうか。
Dynamite:視聴者数660,000人
さて、本体のDynamiteですが、もう60万人台がフツウになってきました。
WrestlingObserver: AEW Dynamite ratings down for All Out go-home show
要するにWednesdayNightWarsが60万人台で再開している、という事態なのです。
後者の記事を読み返すと、NXTが65万人~80万人の視聴者数、AEWが70万人~85万人の視聴者数で”勝負あった”ことが思い返されます。それよりも現在は両ブランドともレベルを落しているのですね。
AllInは4万人台だった
トドメが、今年(2024年)のAllInの観客動員数は53,000人近くだったと考えられていましたが・・・
実際は46,476人だったことです。
WrestlingObserver: AEW All In turnstile count revealed by local government
これが来年アメリカでの開催で、どうなるか。もしかしたら2万人台にまで落ちるかも知れません。だとすれば、AEWは既存のタレントを支えられなくなるでしょう。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m