ナゾディーヌイマボフ(Nassourdine Imavov)
ミドル級4位, ダゲスタン人だがパリジャン扱い,
身長191cm, 体重84kg,
29歳.
vs.
ブレンダンアレン(Brendan Allen)
身長188cm, 体重84kg,
ブラジリアン柔術黒帯, DWCS出身(2019).
ミドル級8位, アメリカ出身, 28歳.
こんばんは、山田です。
ブランダンアレンは、みてくれはいいですけど、いささか柔術偏重で試合をつまらなくする嫌いがあります。
参考:ブランダンアレン vs クリスカーティス(2024/4/6 FightNight 240)
一方イマボフはミドル級チャンプ候補生ですが、本パリ興行で、ああ、フランス国籍なんだなあ・・・と意外に思いました。
参考:カノニエ vs イマボフ(2024/6/8 UFC on ESPN 57)
参考:イマボフ vs ドリーゼ(UFC Fight Night 235)
イマボフの強さは、もう誰の目にも明らかなんじゃないかな・・・
そんな2人がミドル級で激突です。
(画像出典はUFCです。)
ユナニマス(29–28, 29–28, 29–28)でイマボフの勝ち
アレンの方にガス欠が顕著だった。
解説者も「王座戦候補生なんだからもっと攻めなきゃ」
と言っていた。
一見ブランダンアレンが柔術地獄でイマボフを攻め立てているように見えましたが、実はイマボフは”いい迷惑だ(地元なのにお客さん盛り上がらないじゃないか)”と思っていたかも知れません。
結局アレンは、キレのあるいいパンチを持っているのですが、それに頼らず、テイクダウンに頼る仕方で試合を硬直化させてしまいました。
この印象が悪かったんじゃないかな。
確かに、根っこのところでイマボフのほうが技術的に上なのはわかりましたが、3Rではっきりさせることはできず、微妙な判定(ユナニマス29–28, 29–28, 29–28)でイマボフが勝利しました。
結果だけ見ればパリの観客が望んだものではあったと思います。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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