パブロビッチ vs. ブレイズ(2023/4/22 UFC FightNight 222)

セルゲイパブロビッチ(Sergei Pavlovich)
身長191cm, 体重118kg,
30歳. ヘビー級3位.
ロシアだがウクライナに近いRostov-on-Don出身.
コンバットサンボで兵隊出身みたい.
ハビブヌルマゴメドフのチーム(Eagle MMA)所属.
vs.
カーティスブレイズ/ブレイデス(Curtis Blaydes)
身長193cm, 体重118kg
アメリカ出身, 32歳.
ブラジリアン柔術青帯.
ヘビー級4位.

 

 

こんにちは、山田です。

 

盛り上がったBellatorハワイ興行の影で”しっぽり”UFCはエイペックスでFN(FightNight)を放送していました。

 

参考:ラフォンストッツ vs. パチ―ミックス(2023/4/22 Bellator 295)

 

ただ”ヘビー級戦線異状アリ”的な感じで台頭してきている選手がおり、それがパブロビッチです。

 

すでにデリックルイスやトゥイバサを撃破しており、負けたのは2018年時のアリスターオベリーム(オーフレイム)のみ。

 

参考:デリックルイスが負ける(2022/2/12 UFC 271)

参考:シリルガン vs. タイトゥイバサ(2022/9/3 UFC Fight Night 209)

参考:アリスターオーフレイム(UFC On ESPN 7)

 

今回、劇的な勝利をし、ジョンジョーンズ撃破の急先鋒として頭角を現して来ました。

 

参考:ジョンジョーンズ vs. シリルガン(2023/3/4 UFC 285)

参考:5 biggest takeaways from busy UFC, Bellator and boxing weekend: Would Sergei Pavlovich beat Jon Jones?

 

 

1R 3分パンチでレフェリーストップ

ブレイズの左ジャブを
スウェイしながら右手でいなす
パブロビッチ!

 

 

今回、パブロビッチの相手はカーティスブレイズでした。

 

参考:ブレイズ vs. ドーカス(UFC Fight Night 205)

 

トップ画像をみればわかるとおり、パブロビッチはランキング上位にもかかわらずアンダードッグ(負け予想)でした。

 

今回、はじめてパブロビッチの試合をみさせてもらったのですが、非常にわかりにくい強さをしている選手だな・・・という感じでした。ひと言でいうなら、ケンカ屋です。

 

攻撃はパンチのみ。しかしそれが、殴り合ったときにしかわからないような重さを持っているのが、カーティスブレイズの表情からアリアリと見て取れました。

 

ブレイズも殴り屋です。しかし、パブロビッチのハンマーフックを肩辺りもらった瞬間、サッと顔が変わりました。”マズイな・・・”とブレイズがおもったことが、ありありと見て取れました。そこからブレイズがフットワークで距離を取りはじめます。

 

しかしパブロビッチは少々の被弾(しかも顔面)も構わず距離を詰めてゆきます。

 

試合的には面白くはないです。パブロビッチはパンチのみ。ローキックもグラップリングもしません。

 

ただパンチ技術については、ボクシング的というか、そういった独特のノウハウを身につけている選手でした(上掲画像)。相手のパンチを”キャッチする”ような避け方をします。なので手を必ず開く。ハーブディーンだったら注意していたかもしれません↓

 

参考:ヤン vs. ドゥバリシビリ(2023/3/11 FightNight 211)

 

しかし、今回は違う主審だったので、パブロビッチはカーティスブレイズのパンチをキャッチしたり、いなしたりしながら・・・最後はドスン!と思いパンチをキメ、ブレイズにヒザをつかせました。そのままラッシュでパンチ、パンチ・・・で主審が止めて試合終了。

 

ジョンジョーンズだったら、”蝶のように舞い・・・みたいな感じで勝てるよ”と言いそうな相手ですが、どうでしょうか。いかにもケンカ屋のパブロビッチ。人気は出なさそうですが(汗)、ジョンジョーンズ戦は組まれるかもしれません。

 

ダナホワイトの嫌いそうな華のない選手なので(パブロビッチ)、シリルガンと一戦挟んでからジョンジョーンズかもしれませんね。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

タイトルとURLをコピーしました