ピットブル弟 vs. クレベルコイケ(2022/12/31 Rizin x Belllator)

ピットブル弟ことパトリシオ(Patrício “Pitbull” Freire)
身長168cm, 体重66kg,
ブラジリアン柔術黒帯, ブラジル出身.
Bellatorフェザー級王者, 35歳.
vs.
クレベルコイケ(Kleber Koike Erbst)
身長175cm, 体重66kg,
元KSWフェザー級王者, ボンサイ柔術黒帯33歳.
Rizinフェザー級王者.

 

 

こんにちは、山田です。Rizin x Bellator のつづきです。

 

参考:【Rizin全敗 2022/12/31】Rizin.40, Rizin x Bellator 全結果速報(Prelim含む)

参考:AJマッキー vs. ホベルトサトシソウザ(2022/12/31 Rizin x Bellator)

 

一番ガチ、つまりチャンピオン対決だったクレベルコイケ vs. ピットブル弟(パトリシオ)を見てみましょう。

 

本サイトアクセス分析的な見地からすると、本興行は、日本全土という視点でみれば注目度は低かった、という印象です。

 

さいたまスーパーアリーナの小会場で、観客動員数は 25,000人ほどだったみたいですから(昨日まで英語版Wikipediaに書いてあったが本日見たら消されていた)、まあ、その情報が本当でしたら、赤字にはならない興行だったでしょう。

 

でも榊原信行としては内需を狙っているでしょうから・・・だからゲスく、パッキャオとのサインとかしたんでしょうね。

 

参考:Boxing legend Manny Pacquiao announces Rizin signing, plans to compete in 2023

 

でもね、パッキャオ知っている日本人なんていないよ。メイウェザーも知らないひとの方が多いと思う。ここら辺、榊原信行には見えてないとおもう。

 

内需ねらいだったらカネ詰んで朝倉兄弟を喧嘩させるのが一番手っ取り早いでしょう。ちょうど賞味期限も切れてきていることだし・・・

 

あるいは、朝倉兄弟それぞれを衝撃KOさせて次のスターを生みだすのが本題、と考えているのかも知れませんね。

 

ただ、RizinはPRIDEのビジネスモデル引きずっているし、キッズたちはキックボクシングで盛り上がっているみたいだから(いまだに那須川天心と蕪村、じゃなくて武尊に、6万人近い客が集まった理由がわからない)、Rizinは苦しいとおもう。

 

フェザー級で頭打ちのプロモーションだからなあ・・・

 

 

ピットブル弟はダメだね・・・

3R.
“寒い”試合になって来たのに気づいた
クレベルコイケが積極性をみせるが
時すでに遅し

 

 

御託はいいので見てみましょう。

 

1R. 互角。ピットブル弟の体幹、腰の強さが目立つ。ピットブルはパンチ狙い。クレベルコイケはワンツーや、前蹴りを狙う。クレベルコイケのテイクダウンは大方切られる。

2R. はっきり言ってクソつまらない。ピットブルは、いつもの消極度丸出しの”待つ”スタイルで、クレベルコイケはクレベルコイケで警戒しているというか怯えているというか、相手の力量がわかったのか、手を出せない(いつも試合ではないこと)。

3R. 同上。クレベルコイケは停滞した試合に、決まりの悪さを感じたのか、のこり3分くらいからラッシュで仕掛ける(上掲画像)。しかしピットブルが交わす。(ピットブルは)攻めもしない。なんのために日本来たんだ、という感じ。退屈な試合。

 

 

本試合に限っていえば、巷でいわれるピットブル(弟のみか?)のクソ詰まらない試合運びが露呈した結果になりました↓

 

参考:Patricio Freire not bothered by boos in Bellator 286 title defense: ‘People sometimes want to see a street fight’

 

Bellator 286 の王座防衛戦↓で出たブーイングに対する記事ですね↑

 

参考:ピットブル弟 vs. アダムボリクス(2022/10/1 Bellator 286)

 

Bellatorの客層って悪いんですけど、今回のRizin参戦に関していえば、私はもうBellator客層の気持ちがわかった気がします。

 

このひと(ピットブル弟)、いらないですよ。ダナホワイトとかは、そうおもっているとおもう。

 

クレベルコイケが世界に通用しないとか、どうとかいう以前に、ショーとしてのMMAの完成度が低い試合でした。

 

ドローですね。ただ、やっぱり柔術は背中をつける体勢が多いから”攻められている”というマイナスの印象を審判に与えやすい。

 

またクレベルコイケがRizin通常興行で見せる積極性を完全に欠いていたのもマイナスポイントでしょう。

 

というわけで無理矢理採点するならピットブル弟、ということになるでしょうね。

 

私としては本試合は、ただのエキシビジョンマッチでした。

 

対抗戦なんて結局そうなるんじゃないでしょうか。企画倒れなんじゃないかなあ。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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