出典:この記事
こんばんは、ヤマガタです。
ケニーオメガは今年のAllInで或る意味AEW設立の目玉でもあった因縁の対オカダカズチカ戦を迎えます。
参考:【随時更新】All In(2025/7/12)
参考:ケニーオメガが憩室炎に(2023/12/16)
しかし憩室炎(diverticulitis)から命からがら復帰した今となっては、もはや昔のような動きはできない、と告白しており、それなりにショッキングなニュースとなっています。
Cagesideseats: Kenny Omega still struggles with issues related to diverticulitis recovery
WrestlingObserver: Kenny Omega says he’s taking things ‘day-to-day,’ talks struggles following diverticulitis
ケニーオメガの述懐
主要部分を読んでみましょう。
ケニーオメガはAll Inに向けてのインタビュー後半で、憩室炎(diverticulitis)が完治していないことを告白した。
ケニーオメガ「胃だね。大腸発の憩室炎のはずが、胃で相当数の癒着(adhensions)が起こっている。」
ケニーオメガ「試合中の多くのムーブで、癒着が乖離する(they’re pulling apart)。」
ケニーオメガ「それが、なんというのだろう、インフルエンザにかかったのか?というような不快感を全身に走らせるんだ・・・」
Later in the interview, he noted that he still had adhesions from his surgery that caused him discomfort.
“I have these adhesions in my stomach, quite a few, and when you’re breathing heavy, when you have to use a lot of core, when you have to twist, when you have to stretch, the adhesions that are binding to my inner organs, they’re pulling apart, and it’s causing a lot of discomfort, kinda sorta like a lot of flu like symptoms to emerge,” he said.
WrestlingObserver: ここ
こういった事情から、ケニーオメガは「もはや以前のようには動けないI simply just can’t move consistently as fast all the time」と述懐します(”常にall the time”と制限は設けているものの)。
癒着(adhensions)
オメガのインタビューで出て来た癒着(adhensions)というのは下記症状のことを言っていると思われます。
慢性複雑性憩室炎は、長期の炎症性変化により、腸管の構造的変化を伴う最も進行した病型です。
瘻孔形成(内径2-5mm程度)や腸管狭窄(管腔径が正常の50%以下)など、解剖学的構造の著明な変化を特徴とします。
瘻孔形成(膀胱との交通が最多で約60%)
腸管狭窄(管腔径10mm以下)
周囲臓器との癒着(腸管可動性の制限)
解剖学的構造の変化(腸管走行の変位)出典:丸岡医院ここ
大腸がんの可能性もある恐ろしい病気
最後に、憩室炎(diverticulitis)は大腸がんにもつながる恐ろしい病気であることを知っておきたいところです。
参考: 大腸癌が憩室炎と誤診されることも
とにかくケニーオメガは試合のできるような状態ではないのかも知れません。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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