こんばんは、ヤマガタです。
今週からNXTとAEWで顕著に、10万人程視聴者数の減少が見られています。
WrestlingObserver: WWE NXT ratings down, new reporting method introduced
WrestlingObserver: AEW Dynamite ratings down against MLB playoffs
2025/9/30のNXTの視聴者数は572,000人でした。
2025/10/1のDynamiteの視聴者数は465,000人でした。
Big Data + Panel
これらの視聴者数の10万人単位の現象は、視聴者数計測のソース(情報源)になっているNielsen(ニールセン)という企業が、計測方法を変えたからでした、
ニールセンは以下のように説明しています。
ニールセンは、セットトップボックス(STB)やスマートTVデバイスから得られるビッグデータと、実際の視聴者から得られるパネルデータを組み合わせることで、今日のテレビ視聴者の理解を深めるお手伝いをします。ニールセンのビッグデータ+パネルによる視聴者測定アプローチで、適切な視聴者にリーチし、エンゲージしていることを確信してください。
ニールセン:ここ
Wrestlenomics: What’s the difference between panel-only and Big Data + Panel?
従来の視聴者数の計測もよくわかりませんが、まあ、ようするにサンプル(標本)世帯から原始的な仕方でデータを招集し、それを何倍かしている・・・というのは容易に予測されます。問題は、それらのサンプル(標本)データは、かなり人力的な少数のものであった、ということです。いずれにせよ、これをニールセンは、パネルデータと呼んでいます。
ニールセンは、それに対して最近インターネット経由でTVを見る視聴者行動にアプローチする方法を開発したようです。なにかしらのデジタル計測方法で、膨大なデータを得られるようになりました。これをニールセンは、ビッグデータと呼んでいます。
どうやらこのビッグデータが、従来パネルデータのみで計測されていたのに比べ、プロレス(WWE, AEW)の視聴者数に悪い、つまり数値減少の影響を及ぼす・・・と考えられています。
そして実際、それが今回の視聴者数10万人の減少として現れてしまったようです。
これについては、しばらく様子を見るしかなさそうですね。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m




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