「シバター vs 久保優太」の件に関して
(出典:RIZIN)
こんにちは、山田です。
シバター vs. 久保優太(2021/12/31 RIZIN.33)
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渦中の榊原 信行(敬称略)が、3時間前ほどでしょうか(2022/1/11, 13:30頃 )・・・
公式見解を発表しました。
29:42と長い動画でしたが、全部みました。
まとめてみたいとおもいます。
1.八百長はない
絶対コメント欄に、
こういうまとめをする者がいるんだが、
こういう流れじゃなかった。
ちなみにRIZINは、
アンチコメントはブロックしていた模様。
まず、榊原氏が言っていたのは、八百長はない、ということでした。
あえて八百長、という言葉を使っていました。
榊原 信行「RIZINのリングで起こることは、100%のリアルファイトです!(※)」
これが、まず言いたかったことだ、というのは、よくわかりました。
※注:榊原 信行の発言は、すべて意訳しています。文字起こしではありません。
2. コレコレ、ミーハーさら兄にはムカついている
もちろん、名指しはしませんでしが・・・
ミーハーさら兄(Twitterで今回の問題の原因をつくった)・・・
コレコレ(YouTuberで今回の問題の原因をつくった)・・・
ここら辺の人間には、ムカついていることを訴えていました。
榊原 信行「YouTuberのなんとか(コレコレのこと)ってのが・・・」
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榊原 信行「本人(久保優太)に確認しないで音声上げるのは、法律上問題があるのではないか」
・・・といったことを言っていました。
だれでも評論家面するのは、悪いことだ、とも言っていました。
あと本件に便乗して発言している元格闘家にもいい気分がしない、といったことを言っていました。
3. シバターは許さんが許す
今回の問題は、シバターにはめられたものだ、と言っていました。
他方・・・
榊原 信行「彼(シバター)は、炎上系YouTuberとし本分を果しているので、仕方がない。」
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榊原 信行「彼(シバター)に処罰なり、出禁を科すつもりはない。」
・・・と言っていました。
4. 久保優太がかわいい
榊原氏の話し方をみていると、シバターにマイナス、久保優太にプラスの感情を抱いているようでした。
榊原 信行「久保優太が負けて悔しかったのはわかる。」
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榊原 信行「久保優太が、アスペルガー症候群、つまりウソが見抜けないピュアな性格になってしまっているので、シバターの謀略にはまってしまったのだ。これが本件の原因だ。」
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榊原 信行「彼(久保優太)は格闘技をつづけるかどうか悩んでいる。そっとしておいてほしい。」
・・・そう言ってました。
もちろん、久保優太にも処罰はなし、だそうです。
5. 契約条項を増やす
選手間でのコンタクトを禁止する条項を契約書に盛り込む、と宣言していました。
ただその一方で、SNS上での公開ののしり合いは”煽り”として不可欠なので認める、と言っていました。
うわ~ザル条項になりそう・・・とおもいました。
TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)なんて、やったことは誰が、どうやって見抜くんですかね。
6. UFCやBellatorとは違う
あらためて、RIZINの競技化はない、と明言していました(この記事)。
榊原 信行「UFCやBellatorに追いつけるわけないでしょ!」
・・・と結構、ヘナヘナ発言もしていました。
7. 広報の笹原氏の件は把握している
シバターと久保優太の音声会話ででてきた、広報・笹原氏のコミットは把握しているようでした。
・本記事執筆者の感想
以上の話を聞いて、私(山田)がおもったのは↓以下のことでした。
① 榊原氏のSNS批判とは裏腹に、ネットで出回っている情報で、事実関係はほとんど網羅されていた。
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② 今回の榊原氏の声明で新たに分かったのは、八百長をしているつもりはない、でも、UFCやBellatorとは違う、という傍から見ると少し相反しているRIZINの説明。
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③ 本動画でわかったのは、RIZINサイドの対応。処罰はない。民事訴訟みたいのも、ない。契約条項を追加する、といったことだった。
・八百長とは選手陣営同士で生まれるものなのか?
動画を見ている間、榊原氏が、なんだか、あんまり教室の問題(イジメとか)を知らない先生のようにみえたのも確かでした。
つまり、いくら榊原氏とRIZINが、運営側として八百長を契約上にしろ、なんにしろ、禁止したとしても・・・
選手陣営同士、たとえばジム同士が、裏で口合わせをする・・・という事態は免れないとおもいました。
その一方で、私たちは、運営主導で行われた八百長もあったし、つぶさにみると、そういった試合は格闘技の世界で少なからず散見される、という事実を、見逃してはなりません。
参考:PRIDEが八百長だったころ①:TheOutsiderをみて
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参考:那須川天心 vs ロッタンジットムアンノン(2018/6/17 RISE 125)
・記者会見を開かなかったことについて
また、YouTubeの動画(広告付き)として回答することで、その場での批判を巧みに避けていることにも、問題があることは否めません。
① 動画再生で利益が上げられる。
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② 記者からの鋭い批判をかわさなくてよい。
この一挙両得が、今回の榊原 信行の動画アップ、という手法にはあることに注意しましょう。
いずれにせよ、これでピュアなRIZINファンは納得するでしょうが、大人はどう反応するか・・・
ひきつづき見てゆきたいとおもいます。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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