佐藤天(Takashi Sato)
日本東京出身, 台湾人とのハーフ.
柔道・パンクラス出身, 31歳.
身長185cm, 体重77kg,
ウェルター級圏外.
vs.
グンナーネルソン(Gunnar Nelson)
アイスランド出身, ブラジリアン柔術, 33歳.
身長180cm, 体重77kg,
ウェルター級.
こんにちは、山田です。
UFC FightNight204のつづきです。
この前契約した平良達郎を含め現在4人の日本人がUFCにいます。
そのうち最も巨人の佐藤天(さとう たかし)が、試合をしました。
相手は、みるからに強そうなグンナーネルソン。
マクレガーのトレーニングパートナーもしたひとです↓
参考: Gunnar is a teammate of UFC fighter and former Featherweight and Lightweight champion Conor McGregor, and is a member of Mjölnir gym in Iceland, and SBG Ireland.(Wikipedia英語)
ふたりとも直近4試合で負け越していて・・・
あれですねリリースの恐怖を抱えての、進退をかけた戦いになりました。
(以下、画像出典はUFCです。)
・3R 判定負け
グンナーはマクレガースタイル。
解説者は空手スタイルといってたけれども、
マクレガー特有の背筋をのばし
相手の手を取るような間合いになる。
堀口恭司の構え(伝統空手)とは違う。
わざとサウスポーvs.オーソドックスみたいに
対角線ではなく
直線状になるのがすきみたい。
2人とも両利き。
試合結果は大差(30–26, 30–26, 30–26)で佐藤天が判定負けました。
解説:各ラウンド10ポイントで、この場合3Rだから、30が満点。各ジャッジとも、平均10-8で、グンナーに軍配を上げていた。
・
参考:【UFC】記録ずくめのメインで大差勝利のホロウェイ「人は脳を一つしか持っていないんだ、セーブしないと」50-43, 50-43, 50-42
この判定は、しようがないかな↓
1Rは、後半グンナーの柔術アリ地獄にはまる。
↓
2Rも、グンナーの柔術アリ地獄に、佐藤天なすすべなし。
↓
3Rも、グンナーの柔術アリ地獄。いわゆるBackControlTime(背後から抱きつくような感じでグラウンドを支配する)で、佐藤天を圧倒する。
もちろんUFCなんかで戦っているので、佐藤天は強いのですし、RIZINみたいなドタバタ活劇しないので、私は、この選手、好きです(ホモとかではなく)。
ただ、なにがしたいのか、わかりませんでした。
もう判定で劣勢なのはみえみえだったので、負けてもいいから一発狙いにゆくとか、そういった思い切りさがない・・・という印象を受けました。
これ、ダナホワイトが一番嫌がるんですよね。
なので、もしかしたら、これで佐藤天はリリースされるかもしれません。
全5試合して、2勝3敗です。
今回は、試合の位置づけも本戦で、最後から4番目、という放送枠的にも”与えられた”ところで、この地味試合は・・・まずかったとおもう。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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