チャールズオリベイラ(Charles Oliveira)
UFC黄金のライト級王者.
ブラジル出身, ブラジリアン柔術, 32歳.
身長178cm, 体重71kg(今回オーバー).
vs.
ジャスティンゲージ(Justin Gaethje)
ライト級1位.
アメリカ出身, レスリング, 33歳.
身長180cm, 体重70kg.
こんにちは、山田です。
UFC黄金のライト級。
ポリエの心を折ったオリベイラに↓新たなアメリカの刺客↓ゲージが立ち向かいます。
・
なんかもう、見なくてもゲージをみんな応援する声が聞こえて来そうです。
実際、そうでした。
(以下、画像出典はUFCです。)
・オリベイラが調整失敗
”世紀の一戦ふたたび(ポリエは期待されていた)”といったムードをブチ壊したのは・・・
チャンピオン・オリベイラでした。
計量パスせず。
参考:UFC 274 weigh-in results: Charles Oliveira misses weight, will vacate lightweight title
結果、オリベイラは王座を剥奪(はくだつ)され・・・
ゲージ(ゲイジー)のみが王座取得権をもつ・・・負けたら空位、という状況になりました。
・でもオリベイラが勝った
アゴを打ち抜く右ストレート!
これで全部ひっくり返った。
→グラウンドに移行し、
最後はリアネイキッドチョークで、
オリベイラの勝ち。
会場はアリゾナ州フェニックス市のFootprint Center(キャパ17,000人)。
入りは17,232人で超満員でした。
すんばらしい試合でした。
1R 3:22(経過)での決着だったんですが、決してゲージが弱かった、というわけではなかったですね。
むしろ押していたのはゲージ(ゲイジー)でした。
1R開始後、ゲージがパンチでオリベイラを押します。
離れ際のフック(右も左も、という印象)がよかったですね。
それも織り交ぜ、オリベイラから2度のダウンを取ったとおもいます(MMAではダウンは直接勝敗に関係なし)。
ただ、ダウンしてからはオリベイラは寝技地獄への移行があるので・・・
そこでゲージ(ゲイジー)が詰めることができなかった。
逆に、それが災いします。
立場が逆転して、1R後半、オリベイラがゲージに右のストレート(上掲画像)。
これでゲージがダウン。
オリベイラは、ここが寝技のチャンスになります。
そのまま、本人待望の寝技地獄にもっていって、三角締めやら腕ひしぎやら・・・
いろいろ移行したあと、最後はリアネイキッドチョーク(裸締め)。
短い時間でしたが、UFCの魅力が凝縮した、素晴らしい試合でした。
オリベイラのベストバウトじゃないの?
ストーリーもあり、非常に面白い試合でした。
さて、空位になったライト級。
どういうカードでチャンピオン決めるのでしょうか。
ダスティンポリエが喉から手が出る・・・という感じでしょうね。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m