ゲージ vs. オリベイラ(2022/5/7 UFC 274)

チャールズオリベイラ(Charles Oliveira)
UFC黄金のライト級王者.
ブラジル出身, ブラジリアン柔術, 32歳.
身長178cm, 体重71kg(今回オーバー).
vs.
ジャスティンゲージ(Justin Gaethje)
ライト級1位.
アメリカ出身, レスリング, 33歳.
身長180cm, 体重70kg.

 

 

こんにちは、山田です。

 

UFC黄金のライト級。

 

ポリエの心を折ったオリベイラに↓新たなアメリカの刺客↓ゲージが立ち向かいます。

 

参考:オリベイラ vs. ポリエ(UFC 269)

参考:Gaethje vs. Chandler (UFC 268)

 

なんかもう、見なくてもゲージをみんな応援する声が聞こえて来そうです。

 

実際、そうでした。

 

(以下、画像出典はUFCです。)

 

 

 


・オリベイラが調整失敗


 

 

”世紀の一戦ふたたび(ポリエは期待されていた)”といったムードをブチ壊したのは・・・

 

チャンピオン・オリベイラでした。

 

計量パスせず。

 

参考:UFC 274 weigh-in results: Charles Oliveira misses weight, will vacate lightweight title

 

結果、オリベイラは王座を剥奪(はくだつ)され・・・

 

ゲージ(ゲイジー)のみが王座取得権をもつ・・・負けたら空位、という状況になりました。

 

 

 


・でもオリベイラが勝った


アゴを打ち抜く右ストレート!
これで全部ひっくり返った。
→グラウンドに移行し、
最後はリアネイキッドチョークで、
オリベイラの勝ち。

 

 

 

会場はアリゾナ州フェニックス市のFootprint Center(キャパ17,000人)。

 

入りは17,232人で超満員でした。

 

すんばらしい試合でした。

 

1R 3:22(経過)での決着だったんですが、決してゲージが弱かった、というわけではなかったですね。

 

むしろ押していたのはゲージ(ゲイジー)でした。

 

1R開始後、ゲージがパンチでオリベイラを押します。

 

離れ際のフック(右も左も、という印象)がよかったですね。

 

それも織り交ぜ、オリベイラから2度のダウンを取ったとおもいます(MMAではダウンは直接勝敗に関係なし)。

 

ただ、ダウンしてからはオリベイラは寝技地獄への移行があるので・・・

 

そこでゲージ(ゲイジー)が詰めることができなかった。

 

逆に、それが災いします。

 

立場が逆転して、1R後半、オリベイラがゲージに右のストレート(上掲画像)。

 

これでゲージがダウン。

 

オリベイラは、ここが寝技のチャンスになります。

 

そのまま、本人待望の寝技地獄にもっていって、三角締めやら腕ひしぎやら・・・

 

いろいろ移行したあと、最後はリアネイキッドチョーク(裸締め)。

 

短い時間でしたが、UFCの魅力が凝縮した、素晴らしい試合でした。

 

オリベイラのベストバウトじゃないの?

 

ストーリーもあり、非常に面白い試合でした。

 

さて、空位になったライト級。

 

どういうカードでチャンピオン決めるのでしょうか。

 

ダスティンポリエが喉から手が出る・・・という感じでしょうね。

 

・・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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