イスラエルアデサニヤ(Israel Adesanya)
現ミドル級チャンピオン.
身長193cm, 体重84kg,
ナイジェリア生まれ, 33歳,
キックボクシング出身.
vs.
アレックスペレイラ(Alex Pereira)
身長193cm(実物みるとどうみてもペレイラの方が大きい),
体重84kg,
ミドル級4位, 35歳,
ブラジル出身, キックボクシング(まだ現役?)
こんばんは、山田です。UFC281のつづきです。
私アデサニヤって、あんまり好きじゃないんですよね。
そこにMMAサイコパスことストリックランドを倒した新星(年とってますが)アレックスペレイラが挑みます。
あのシェーンストリックランドに勝ったペレイラの実力は本物だったようです。
(画像出典はUFCです。)
5R逆転KO
ペレイラは
やっぱり、この左フックが
すさまじい。
キッカー同士の対決でした。
1R:予想通りのキッカー対決。スタンディングで、ペレイラが圧力でアデサニヤを追い詰める。しかしラウンド終了直前で、アデサニヤがペレイラからダウンを奪う(パンチ)。
↓
2R:やはりスタンディング。しかし終了間際にペレイラがタックルをみせる!
↓
3R:予想外のグラウンド。終始アデサニヤがグラウンドでペレイラを追い詰める。ダニエルコーミエが、ここがMMAでの経験値の違いなんだよ!とやたらアデサニヤをプッシュ。
↓
4R:スタンディング。多分、流れから行ってアデサニヤは、もう判定へと思考を切り替えていたとおもう。
↓
5R:ペレイラが無尽蔵の体力で判定狙いのアデサニヤを逃がさない。終始圧力から逃れていたアデサニヤが、ついに捕まる(上掲画像)→ダウンKO負け(アデサニヤの)。
ペレイラ武士だな~・・・という試合でした。
キッカー(キックボクサー)同士なので、クリンチからの動向が焦点になったのですが(レフェリーによるブレイクがない)・・・
アデサニヤは足を引っかければ倒せる、と踏んでいたようですね。でも身体の大きいペレイラがアデサニヤのグランドを巨漢で退けます。
ペレイラって、193cmもあるのにウェルター級でも全然ガリガリにみえないんですよ。むしろ痩せているのはアデサニヤの方といえるくらいです。
そのペレイラが日頃の稽古の成果もあったんでしょうが、全然衰えることを知らず、最終的にアデサニヤを沈めました(上掲画像)。どれが、というのはありませんでしたがパンチ連打。とにかくペレイラは正確さ(accuracy)が素晴らしい。
判定では、スプリットでアデサニヤだったんじゃないかなあ。みるひとがみればペレイラが取っていた、とも考えたかもしれません。
いずれにせよ、アデサニヤが遂に王座陥落です。
アレックスペレイラはUFC4戦目で戴冠。じつにMMA戦歴8戦目でした。すごい。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m