アレクサンダーボルカノフスキー(Alexander Volkanovski)
身長168cm, 体重66kg
オーストラリア出身, 33歳.
レスリング, ラグビー.
フェザー級チャンピオン.
vs.
マックスホロウェイ(Max Holloway)
身長180cm, 体重66kg
ハワイ出身, 30歳.
グレイシー柔術, ムエタイ
フェザー級1位.
こんにちは、山田です。
アデサニヤがアンダーテイカーになったUFC276のつづきです。
いわゆるトリロジー(Torilogy=三部作)ですね・・・
マックスホロウェイが二連敗中のボルカノフスキーに(恐らく)最後の挑戦をします。
(以下、画像出典はUFCです。)
・ボルカノフスキー防衛
ゴンッ!
2R.
ホロウェイの右ストレートに,
カウンター気味に,
ボルカノフスキーの右フックが炸裂する.
フックの形になる前の裏拳みたいな感じで,
ボルカノフスキーの右の拳の甲あたりが,
ホロウェイの左瞼(まぶた)に衝突.
結果, これでホロウェイは骨が見えるくらいに,
左瞼上をザックリ断裂.
そこからの激しい出血が試合を方向づけた.
全部スタンディングという珍しい試合でした。
ともにオーソドックス。
ホロウェイが両手を広げてパンチをキャッチするみたいなスタイル。動きはムエタイ系。ハイとバックスピン、ジャンピングニーなどトリッキーな動きが織り交ぜられる(特に後半、突破口が見出されないとき、そういった派手な動きに”逃げている”ようにみえた)。
ボルカノフスキーはオーソドックス中のオーソドックス。カラダの中心に回転軸があるため、パンチの回転が速い!
あと、やっぱりボルカノフスキーは”見切り”だね。もう、相手の動きが、なんにも当たらないのさ。ホロウェイを初動で見切っているような感じ。だから、パンチもスウェイバックとかで交わすし、バックスピンも”なにやってんだ、オマエ(=ホロウェイ)”みたいな感じで相手にならないんです。
そんなパーフェクトファイターのボロカノフスキーが、”ヤバイね!それ、ヤバイね!”と試合中、わざわざ大声で出して煽っていた上掲画像の裏拳気味フックで試合を制し・・・
最終的に判定で勝ちました。ユナニマスでした(49–46, 49–46, 50–45)。
審判は、そんなにスッキリ、ボルカノフスキーに与えなかったんじゃないかな。
会場も、そんなに盛り上がってませんでした。
もしかしたらボルカノフスキーは退屈なチャンピオン、という不満も出ているかもしれません。
私は結構、好きなんですけどね。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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