カマルウスマン vs. エドワーズ(2022/8/20 UFC 278)

カマルウスマン(Kamaru Usman)
ナイジェリア出身, 35歳.
ブラジリアン柔術黒帯.
ウェルター級チャンピオン(5度防衛).
身長183cm, 体重77kg.
いつも試合前に力士みたいな格好して
ダランと腕を下げる.
vs.
リヨン(レオン)エドワーズ(Leon Edwards)
イギリス出身, 30歳.
ブラジリアン柔術黒帯.
ウェルター級2位.
身長188cm, 体重77kg.

 

 

こんにちは、山田です。

 

順当に行くとおもわれたウスマンの6度目の防衛戦。

 

5度目の防衛線:Usman vs. Covington 2 (UFC 268)

 

大波乱だったようです。

 

(以下、画像出典はUFCです。)

 

会場はユタ州Vivint Arena(キャパ18,000人)、満員でした。

 

 


・5RKO(のこり1分)


左ハイがドンピシャ・・・!

 

 

UFC無敗の無敵のPoundForPoundカマルウスマンが、あまりにも意外な仕方で負けました。

 

・・・まあ、ラッキーパンチ(キック)の一種ですね(上掲画像)。

 

試合で終始、カマルウスマンが前かがみになるタックルのフェイントみたいな動きするのが、ずっと気になっていて、私は、それがリヨン(レオン)エドワーズのフライングニーかなにかの餌食になるんじゃないか、って心配していました。

 

でも実際は、フライングニーではなく、あまりにもあっけない左ハイでした(上掲画像)。

 

これで、カマルウスマンは完全に力尽きたように大の字。KO負けで彼の無敗記録はストップし、王座も陥落しました。

 

試合自体は柔術家同士のグラップリング中心で、見ていて面白くはなかったですね。会場からブーイングも出ていました。

 

それでも攻めていたのはカマルウスマンで、防御していたのはリヨン(レオン)エドワーズでした。

 

4R終って、このまま行けば”まったりと”カマルウスマンが防衛したとおもいます。

 

しかし5Rになって、あまりにもマンネリ化したため、主審のハーブディーンが”いい加減にしろ”みたいにグラップリングをブレイクさせます。

 

これがカマルウスマンにとって命運になりました。

 

心情的にカマルウスマンは、グラップリングやっちゃいけない、という気分になったんだとおもいます。

 

のこり1分。グラップリングには行きません。

 

ローブローなどがありカマルウスマンは金的を痛めていたのですが、それが理由になるような文脈でもありませんでした。

 

クセっぽい前かがみを最後に狙われ、一発ノックアウト(上掲画像)。

 

無敵の王者が王座陥落しました。

 

・・・これは再戦かな。たぶんダナホワイトも、そっちに動くでしょう。

 

いや、ウスマン休養中に、コービーコビントンが動くかな。

 

いずれにせよ、カマルウスマン初敗北(UFC)でした。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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