ネイトディアス(ツ Nate Diaz)
身長183cm, 体重77kg,
アメリカ出身, 37歳.
ブラジリアン柔術黒帯3段.
ウェルター級圏外.
vs.
トニーファーガソン(Tony Ferguson)
身長183cm, 体重70kg.
アメリカ出身, 38歳.
ブラジリアン柔術黒帯.
ライト級11位(そもそもウェルター級ではない).
こんにちは、山田です。
お兄さんのニックディアス(ツ)はグダグダの試合して、UFCと残り1試合の契約とかなんとか言われてませんでしたっけ?
参考:ニックディアスの再起戦(2021/9/25 UFC 266)
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参考:Dana White thinks Nick Diaz shouldn’t fight again, ‘does it cause he has to do it’
よくわからないですが、ダナホワイトはこの前の試合(UFC 266)を見て、兄ニックは引退した方がよい、と毒を吐いたみたいです。
では、弟のネイトディアス(ツ)はどうでしょうか?
兄38歳の1個下でしかないんですが、弟37歳はコンディションよさそうです。
弟ネイトは・・・兄ニックと違って薬物検査で試合出場停止とかはないみたいです。
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それでは、試合見てみましょう!
・キマエフが調整失敗
ちなみにネイトディアス(ツ)の元々の対戦相手はハザットチマエフ(Khamzat Chimaev)でした。
しかしキマエフが調整失敗。
なんでも減量中に医師からドクターストップをかけられたみたいです。
参考:UFC 279: Dana White reveals Khamzat Chimaev’s weight cut ended after ‘locking’ and ‘cramping’
そんなわけで、急遽カード変更(ナンバリング興行なので後戻りできない)、トニーファーガソンが呼ばれたかたちになります。
ダナホワイトは、かなり焦って調整したみたいです↓
参考:UFC 279 weigh-in results: Disastrous session leads to fight card overhaul
トニーファーガソンとしては、結構、準備できていない状態になります。そもそもウェルター級でもないんですが・・・(トップ画像)
チマエフ(キマエフ)は同日にキャッチウェイトで試合しました↓
・4Rサブミッション(ギロチンチョーク)
ファーガソンがタックルに来たところを
そのまま後ろに倒れ込んで
ギロチンチョーク。
正直にいうと、チマエフ(キマエフ)が相手でなくてよかったですね。
もしチマエフ(キマエフ)相手だったら、ネイトディアスはボコボコにされていたでしょう。
そのくらいセミファイナルというかメインの前(チマエフ vs. ホーランド)から、メイン(ネイトディアス vs. ファーガソン)にかけてレベルがガクンと落ちました。
メイン(ネイトディアス vs. ファーガソン)はね~・・・もう完ぺきにレジェンド対決でした。
なんか40代のおっさん二人が熟練の技を見せているような感じ(二人とも30代なのだが・・・)。
そのくらいチマエフ(キマエフ)がすさまじかった、ということですね。
試合は、ファーガソンがバックブローをねらったり果敢に攻めるのですが・・・
いくぶんスキが多く、簡単に背中みせたりするけれども、ネイトディアスが疲れていて「追えない」。
そんな消耗の早い2人の対決をみて、ダナホワイトもおもうところはあったとおもう。つまり、これは目下のUFCでメインにする試合ではない。
本当にダナホワイトがみせたかったのはチマエフ(キマエフ)がネイトディアスを倒す世代交代だったのではないでしょうか。
その思惑も外れ、ネイトディアスが上掲画像の勝利をあげました。
でも、ネイトディアスはもうUFC去るような動きもみせています。自分の団体旗揚げするんだって↓
参考:Nate Diaz announces launch of combat sports promotion Real Fight Inc. ahead of UFC 279
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参考:Conor McGregor praises ‘bonafide superstar’ Nate Diaz for fighting out contract at UFC 279
これがネイトディアス最後の契約試合だったみたいですね。
ごくろうさま、というところか。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m