ブランドンモレノ(Brandon Moreno)
フライ級暫定王者, メキシコ出身,
ブラジリアン柔術黒帯,
身長170cm, 体重57kg, 29歳.
ブラックのトランクスのほう。
vs.
デイベサンフィゲイレド(Deiveson Figueiredo)
フライ級王者, ブラジル出身,
ブラジリアン柔術黒帯,
身長165cm, 体重56.5kg 35歳.
グリーンのトランクスのほう。
こんばんは、山田です。
UFC今年(2023年)一発目の大興行 UFC 283 が、ブラジルのJeunesse Arena(キャパ18,000人)で行われました。
観客動員数:13,604人
BuyRate:未公開
・・・です。
セミファイナルは、4度目の対戦となるモレノ vs. フィゲイレドでした。
モレノが勝利で新王者!
モレノのアイポーク(目つき)!
しかしフィゲイレドが右目を負傷したのは
この前のモレノの左フックだった。
1R. 試合開始早々フィゲイレドが、モレノのテイクダウンをギロチンで切り返し、あわや1R1分で決着か、とおもうような”変な”膠着状態がつづく。会場は比較的静か。フィ!ゲ!レード!コールが度々起こる。モレノは独特の顔を隠すようなオーソドックス。たまに右手が左肩まで来たりして非常に興味深い。のこり30秒でフィゲイレドがヒールを取りそうになるが、辛くもモレノが交わす。このラウンドはフィゲイレドが取ったとおもう。
↓
2R. 総じて前回のような盛り上がりはない。技術的には非常に高度だが。3分経過後またしてもフィゲイレドがギロチンチョークで一本取りそうになるが、モレノが交わす!やはり王者の風格をみせるフィゲイレドが有利にみえるが・・・
↓
3R. 問題のアイポークが起こる(上掲画像)。しかしフィゲイレドは、この前の左フック、あるいは2Rで、やはり右目にもらったパンチが効いていたのだとおもう(眼下底骨折のような感じで)。結果、この試合で続行不可能になったフィゲイレドが敗北する。モレノが暫定王者から、真のフライ級王者になる。
問題のモレノのアイポークですが、試合の流れの中で、これが反則と(観客に)取られたのは仕方のなかったことでした。
UFC側は違法性(反則性)はない、ということを重ね重ねスローモーションで会場に映し出しますが、一旦高まったラテンの血は収まらず(当日会場はブラジル出身のフィゲイレド一色だった)、ブーイングが鳴り響いていました。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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