ムラブ/モラブ・ドゥバリ/ドバリシビリ(Merab Dvalishvili)
バンタム級1位,
168cm, 体重61kg,
ブラジリアン柔術黒帯,
ジョージア国出身, 33歳.
vs.
シェーンオマリー(Sean O’Malley),
アメリカ出身, ブラジリアン柔術茶帯, 29歳.
バンタム級王者.
身長180cm, 体重61kg.
こんばんは、山田です。
UFC 306が、ノーチ(Noche)ブランドとして、最近こけら落としの行われたラスベガスの新しい中心スフィア―(Sphere)で開催されました。
ノーチ(Noche)ブランドとは?→参考記事:ジャックデラマダレナ vs ケビンホーランド(2023/9/16 Fight Night 227)ここ
スフィア―(Sphere)とは?→Wikipedia英語:Sphere (venue)
見てみましたけど、スフィア―(Sphere)はUFCのPPV視点で見ると、いまいち、まだ放送の勝手が掴めてないみたいですね。トップ画像なんかがスフィア―(Sphere)独特の映像なんですけれども・・・
(画像出典はUFCです。)
オマリー,防衛2回目で陥落
オマリーがよかったのは5Rの
このみぞおちへの前蹴りのみ。
あとはドゥバリシビリの寝技地獄(塩漬けではない)に
完全にやられた。
ショーンオマリー、弱かったですね。びっくりするくらいドゥバリシビリに、なにもできませんでした。
ドゥバリシビリは、別に無敗ではないですけれども、直近の戦績がすさまじく、セフードやらヤンやら、ホセアルドやら、ことごとくレジェンドを葬って来ています。
参考:ジョゼアルド vs. ドゥバリシビリ(2022/8/20 UFC 278)
参考:ヤン vs. ドゥバリシビリ(2023/3/11 FightNight 211)
参考:ドバリシビリ vs セフード(2024/2/17 UFC 298)
ただ、いずれもモチベーションすら疑われる(つまりカネ目当てでのしあがろうとする野心の無い)老兵ばかりなので、ドゥバリシビリの強さ自体、測りかねていた人が多かったと思います。
でも今回の試合で、はっきりとドゥバリシビリは強い、というのが印象付けられました。あとはサンドハーゲンあたりをシャットアウトすれば反論する人はいなくなると思います。あと、最近サンドハーゲンをシャットアウトしたウマルですね・・・
参考:サンドハーゲン vs ウマルヌルマゴメドフ(2024/8/3 UFC on ABC 7)
ウマルかな。いずれにせよ、バンタム級は非常に層の厚い階級になったと思います。あとフィゲイレドも居ますしね。
参考:マロンベラ vs フィゲイレド(2024/8/3 UFC on ABC 7)
ベラもいるのか。ヤバいね。朝倉海が入り込む余地はないです。フライ級デビュー確定です。
参考:朝倉海がUFCデビュー戦でパントージャとタイトルマッチをするというウワサについて
で、試合ですが、ユナニマス(49–46, 48–47, 48–47)でドゥバリシビリが勝ったのですが、私は5Rをのぞき(上掲画像)、49-46か、なんなら50-45でドゥバリシビリでした。
ショーンオマリーは完全に攻略された、つまりグラウンドにさえもっていければ、あのひょろ長い手足がマイナスにしなかならない、そして体力がない、という欠点をさらけ出してしまいました。
もしかしたら、もうフェザー級に上げることを考えているのかも知れません。4R終了時点でショーンオマリーは既に試合を投げ出しているようにもみえました。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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