AEWはケーブル局を失う、ということになるのか?
こんばんは、ヤマガタです。
一時期ホットな話題だったAEWとWarnerBros.Discoveryの問題が再燃してきました。
参考:AEWとWBDのTV契約の話がまとまる(2024/10/3日本時間)
参考:WarnerBrosDiscovery自体が火の車か?AEWの失墜(2024/8/17)
参考:【AEWのジレンマ】2021年以来の最低視聴率記録(2024/3/27 Dynamite)
参考:AEWが放送局を失う?(2023/12/21)
参考:AEW儲かってない:つづき(TV契約の観点から)
参考:AEW儲かってない(2023/11/9)
どういった話なのか?
端的に言えばWarnerBros.Discoveryがケーブル局とストリーミングサービス(両者の違いについてはこの記事をどうぞ)を分断・分離しよう、という経営判断に至った、という話です。
WrestlingObserver: Daily Update: WBD split, WWE SmackDown, Money in the Bank
Cagesideseats: AEW partner WBD splitting TV networks and Studios & Streaming into two separate companies
Reuters: Warner Bros Discovery splits streaming from cable TV in latest media shakeup
ザッと読んだだけですが↓こんなことが起こるかも知れません。
① WarnerBrosDiscoveryのケーブル部門はCNNのみならず、TNT, TBSも含む。特にケーブル部門でTNTだかTBSのバスケのプレーオフとかからAEWの番組が連続して始まる時(lead inと言ったと思う)、AEWの視聴率は爆上がりする。
② 「スポーツでない」という理由から(この記事参照)、①のケーブル部門からストリーミングサービスにAEWの番組は陥落するかも。WarnerBrosDiscoveryのストリーミング部門はMAXという非常に貧弱なもの(この記事参照)。
デイブメルツァーの概観
WrestlingObserverでは↓こんな風に言われています。
AEWがケーブル局TNTを外れるということはネガティブでその歴史最大の出来事になるだろう。まだ”余命”はある。12カ月から18カ月くらいだ。
We have a front page story on the WBD split going into all the detail we have on it. When it comes to TNT Sports, this is a potentially gigantic story and could be quite negative. AEW doesn’t fall into the category of TNT Sports even though it’s listed as sports on the MAX service. The short version is this could be the most significant story long-term in AEW history, either good or bad. However, I don’t expect anything coming from it to affect AEW programming for at least 12 to 18 months.
他方、Cagesideseatsは、これはWWEがNBCUniversal傘下のUSAネットワークで受けたこと同じだ・・・みたいな論調ですが、そうでもないでしょうね。AEWは完全にケーブルから姿を消してしまうかも知れないのですから。他方WWEのRAWもケーブルから姿を消しましたが、こちらはNetflixという業界トップなのでポジティブニュースでした。
どうなるのでしょうか。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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