タイソンフューリー(Tyson Luke Fury)
イギリス出身, 34歳.
身長206cm, 体重120kg.
WBC世界ヘビー級王者.
34戦無敗1引き分け24KO.
vs.
デレクチゾラ(Dereck Chisora)
イギリス出身, 38歳.
身長180cm, 体重118kg.
46戦33勝13敗23KO.
こんばんは、山田です。
折につけ目にするタイソンフューリーですが・・・
・・・まともに試合を見たことがありません。
ちょっと見てみました。
ボクシングの世界は難しい
ボクシングは4つ団体があるみたいです。
1. WBA(World Boxing Association, 世界ボクシング協会)
1921年アメリカで設立
現本部パナマ
参考:Wikipedia日本語
2. WBO(World Boxing Organization, 世界ボクシング機構)
1988年WBAから分離独立
現本部プエルトリコ
参考:Wikipedia日本語
3. WBC(World Boxing Council, 世界ボクシング評議会)
1963年世界のボクシング団体の調節機関として設立されたが、その後ただの一団体に成り下がった。
現本部メキシコ
参考:Wikipedia日本語
4. IBF(International Boxing Federation, 国際ボクシング連盟)
1983年南米主流になりつつあったボクシング業界をアメリカに取り戻すためアメリカで設立
現本部ニュージャージー州アメリカ
参考:Wikipedia日本語
・・・とりあえずWBAが最古、その後分裂などを経て南米に中心が移って行く一方、WBCあたりはヨーロッパのボクシング機関との調整弁として設立されたみたいです。
タイソンフューリーは四団体の王者経験あり
タイソンフューリーは四団体の王者になったみたいですが、その後ありがちなことに薬物検査に引っかかり、現在はWBCのヘビー級王者のみ、みたいです。
参考:タイソンフ・フューリー(Wikipedia日本語)
ちなみに私たち日本人が比較対象として、まっさきに思いつくのがマイクタイソンですが、旧式(1988年WBO設立以前)で全団体=WBA, WBC, IBFの三団体統一に成功しています↓
世界ヘビー級王座を獲得。史上最年少(20歳5か月)で世界ヘビー級王者となる。翌年、1987年3月7日にはジェームス・スミスに判定勝ちし、WBA世界ヘビー級タイトルを獲得。さらに同年8月、トニー・タッカーに判定勝ちしてIBF世界ヘビー級タイトルを獲得して3団体統一に成功(WBOは1988年に設立され、当時はマイナー団体だったので、事実上の主要団体統一王者)。
タイソンフューリーは時間差のため、WBA, IBF, WBOの三団体統一王者に留まったみたいですね。
四団体統一王者はヘビー級ではいないみたいです。
メイウェザーも三団体統一
メイウェザーも四団体統一ではなく、ウェルター級で三団体統一(WBA, WBC, WBO)みたいです。
でも、このひとはもっと色々すごいんでしょう。
井上尚弥はバンタム級で三団体統一(WBA, WBC, IBF)。
・・・こういうの見ていると那須川天心とかがボクシングに流れたいとおもう気持ちがよくわかります。
”世界的”名声がケタ違いだとおもう。たぶん、野球(ボクシング)と、ソフトボールかクリケット(キックボクシング)みたいな違いだとおもう。
つまらなかった
10R(12R中)レフェリーストップの
TKOで
タイソンフューリー勝利
ただ、以上の知識を詰め込んでも”つまらなかった”です。
とくにタイソンフューリーのお腹ブヨブヨで力任せの動きは”醜い”という次元で・・・
ああ、わかってます、わかってます。強いんでしょ。素晴らしいテクニックでしょ。でも見世物としては人前に出すようなものじゃないんですよ・・・というのが私の感想です。
どうなんでしょうね、ボクシング。
こんなつまらないものだったのでしょうか。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
コメント