2Rから明らかに雰囲気が変になる。
(下の動画参照)
こんばんは、山田です。
前回、ザックリとPRIDEが、八百長に走った経緯をお話しました。
まあ、高田延彦がヒクソングレイシーに2連敗して、しょうがなく、運営(現RIZINトップ榊原信行も首脳陣にいたPRIDE)が、八百長を申し込んだ、ということですね。
あとは、しずしずとマークコールマン(Mark Coleman)の証言をたどってみたいとおもいます。
問題の試合
問題の試合は1999/4/29 PRIDE 5で行われました。
会場:名古屋レインボーホールで(キャパ13,000人)チケット買った観客動員数4,000人(公式発表7,565人だっけれども)
【カード:左が勝利者】
高田延彦 vs マークコールマン
桜庭和志 vs Vitor Belfort
エンセン井上 vs 西田操一
イゴールボブチャンチン vs 小路晃
フランシスコ・ブエノ vs 本間聡
イーゲン井上 vs 豊永稔
くわしい八百長は上掲動画で確認できます。
4つの記事
PRIDE5での高田戦における八百長についての記事には、以下のものがあります。
① Not For the Ages: Mark Coleman vs. Nobuhiko Takada and a brief history of fight fixing
② Four MMA Fights That Were Probably Fixed
③ 5 MMA fights that might have been fixed
④ Mark Coleman discusses his UFC 109 fight with Randy Couture
MMAだと八百長は、Work, Fixって言います。
消えた記事
上掲4つの記事で、コールマンの生の声が読めるのは、最後の④だけなんですが・・・
いまは消えてます。
そこでは、こんな風に言っていたみたいです。
みてのとおりだよ。家族を養わなければならなかった。
PRIDE運営本部は、高田に負ければ、他にも試合を組んでやる、と言ってきた。
私は、その保証の方が魅力的だった。
みてのとおりだよ。
その点では、なるようにしかならなかった。
・
“It was what it was. I needed to support my family. They guaranteed me another fight after that and I needed that security. It was what it was. I’m going to leave it at that.”
記事生存
ただ、調べてみたら、消されていたとおもった記事は、題名を変えていただけでした。
以下が、インタビュー記事として生存しています。
Mark Coleman: Bottom Line, I Can Still Fight
・
マークコールマン:私のキャリアのなかでも浮き沈みはある。言い訳はしないよ。理由はケガではない。父親として家族をもったことだ。家族を養うことがファイターである以前の優先事項になった。
インタビュアー:高田戦は、”沈み”であった、と・・・。
マークコールマン:みてのとおりだよ。家族を養わなければならなかった。PRIDE運営本部は、高田に負ければ、他にも試合を組んでやる、と言ってきた。私は、その保証の方が魅力的だった。みてのとおりだよ。その点では、なるようにしかならなかった。
・
Mark Coleman:…There’s reasons I’ve had a lot of highs and lows in my career. I don’t want to make excuses, but it’s more than just the injuries. I’ve been fighting for 12 years and my daughters are 10 and 12 years old. Right after I started fighting, I had a baby daughter. That will change a man. It definitely changed me as a person, definitely changed my priorities.
Heavy.com: Was the match with Nobuhiko Takada the low point (Writer’s Note: Coleman allegedly lost the match on purpose to give the Pride star some much needed credibility)?
Mark Coleman: It was what it was. I needed to support my family. They guaranteed me another fight after that and I needed that security. It was what it was. I’m going to leave it at that.
・・・というわけですね。
いや~調査、疲れました。
本記事は、この引用までまとめたことで、終りにしたいとおもいます。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m