ゴイチヤマウチがグレイシー一族を下す(2022/8/12 Bellator 284)

Gracie family(Wikipedia英語)
PRIDEの頃活躍していた
ヒクソン(Rickson)
ホイス(Royce)
ホイラー(Royler)
兄弟は第2世代.
今回ゴイチヤマウチが勝った
ネイマン(Neiman)は第3世代.
上掲Wikipediaがよくまとまってます.

 

 

こんにちは、山田です。

 

グレイシー一族が柔術の代表であるのは遠い過去の話。

 

現在UFCで柔術出身として活躍しているファイターは別にグレイシー柔術を習っているワケではありません。

 

そんな”絶滅危惧種”といったら言い過ぎですが・・・実際、存在感は希薄になりつつあるグレイシー一族。

 

二番目の団体Bellatorでも敗北です。

 

(以下、画像出典はBellatorです。)

 

 


・2RKO


アッパーカット!!
ゴイチヤマウチの気合いの乗り方が
素晴らしい一戦だった。

 

 

今回Bellator284は、サウスダコタ州Sanford Pentagonというキャパ3,250人のところで開催されました。こういうの見ると、Bellatorは多分、新日本プロレスと同じ位の規模の団体なんじゃないか・・・って思えて来ます。

 

で、メインがウェルター級バウト↓でした。

 

ゴイチヤマウチ:ウェルター級圏外(?以前5位だったのに?※).

身長178cm, 体重77kg. ブラジリアン柔術黒帯(Fernandinho Vieiraという人に教わったみたい). ブラジル出身(お父さんが日本人, お母さんがブラジル人). 29歳.

vs.

ネイマングレイシー:ウェルター級5位.

身長183cm, 体重77kg. グレイシー柔術黒帯2段(ホイスグレイシーが師匠). ブラジル出身. グレイシー一族のCarla Gracieという女性の息子. 33歳.

【※ゴイチヤマウチ追記(2022/8/14)】

ゴイチヤマウチはライト級からウェルター級に上げて今回初試合だったみたいです。

 

・・・試合ですが・・・

 

・・・ここまでグレイシー柔術というのは時代遅れになったのか、というのをまざまざ見せつけられる一戦でした。

 

Yahoo知恵袋とかだと、いまだにヒョードル、ヒクソン・・・とか議論していて、反論する者をネット的手法で蹴散らす・・・という90年代の中年が多いのですが・・・

 

・・・もう現代のMMAでグレイシー一族は特別な位置を占めてませんね(そもそも本戦の会場が3,000人規模だったことからもわかる)。

 

技術的に勝っていたのはゴイチヤマウチでした。

 

試合はネイマングレイシーがオーソドックス。ゴイチヤマウチが両利き。

 

1Rですでに、大ぶりの右フックで入ってきたネイマングレイシーに、ゴイチヤマウチが軽くジャブで合わせダウンをとる、という場面もありました(MMAではダウンは関係ないので、そのまま試合はつづく)。

 

2Rになると、ネイマングレイシーが昔懐かしい、あの寝っ転がって脚広げるやつします。名前忘れましたが、解説者もスパイダーマンとか言ってからかっていました。

 

ゴイチヤマウチが静かに希薄に満ちていて、最後スタンディングでネイマングレイシーの連打を顔に受けるのですが・・・

 

・・・いわゆる”オデコで受ける”というかロッタン方式で、目だけが鋭くなってゆきます。

 

そして、最後にアッパーカット一閃(上掲画像)。

 

あんまり傍目(はため)からみてインパクトはありませんでしたが、確かにネイマングレイシーには効いたようで・・・

 

ネイマングレイシーはダウン。ゴイチヤマウチがパウンドで詰めて試合終了となりました。

 

いや~ゴイチヤマウチ素晴らしかったですね。

 

武士だ武士。

 

次の試合もぜひみてみたいです。

 

・・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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