Gracie family(Wikipedia英語)
PRIDEの頃活躍していた
ヒクソン(Rickson)
ホイス(Royce)
ホイラー(Royler)
兄弟は第2世代.
今回ゴイチヤマウチが勝った
ネイマン(Neiman)は第3世代.
上掲Wikipediaがよくまとまってます.
こんにちは、山田です。
グレイシー一族が柔術の代表であるのは遠い過去の話。
現在UFCで柔術出身として活躍しているファイターは別にグレイシー柔術を習っているワケではありません。
そんな”絶滅危惧種”といったら言い過ぎですが・・・実際、存在感は希薄になりつつあるグレイシー一族。
二番目の団体Bellatorでも敗北です。
(以下、画像出典はBellatorです。)
・2RKO
アッパーカット!!
ゴイチヤマウチの気合いの乗り方が
素晴らしい一戦だった。
今回Bellator284は、サウスダコタ州Sanford Pentagonというキャパ3,250人のところで開催されました。こういうの見ると、Bellatorは多分、新日本プロレスと同じ位の規模の団体なんじゃないか・・・って思えて来ます。
で、メインがウェルター級バウト↓でした。
ゴイチヤマウチ:ウェルター級圏外(?以前5位だったのに?※).
身長178cm, 体重77kg. ブラジリアン柔術黒帯(Fernandinho Vieiraという人に教わったみたい). ブラジル出身(お父さんが日本人, お母さんがブラジル人). 29歳.
vs.
ネイマングレイシー:ウェルター級5位.
身長183cm, 体重77kg. グレイシー柔術黒帯2段(ホイスグレイシーが師匠). ブラジル出身. グレイシー一族のCarla Gracieという女性の息子. 33歳.
・
【※ゴイチヤマウチ追記(2022/8/14)】
ゴイチヤマウチはライト級からウェルター級に上げて今回初試合だったみたいです。
・・・試合ですが・・・
・・・ここまでグレイシー柔術というのは時代遅れになったのか、というのをまざまざ見せつけられる一戦でした。
Yahoo知恵袋とかだと、いまだにヒョードル、ヒクソン・・・とか議論していて、反論する者をネット的手法で蹴散らす・・・という90年代の中年が多いのですが・・・
・・・もう現代のMMAでグレイシー一族は特別な位置を占めてませんね(そもそも本戦の会場が3,000人規模だったことからもわかる)。
技術的に勝っていたのはゴイチヤマウチでした。
試合はネイマングレイシーがオーソドックス。ゴイチヤマウチが両利き。
1Rですでに、大ぶりの右フックで入ってきたネイマングレイシーに、ゴイチヤマウチが軽くジャブで合わせダウンをとる、という場面もありました(MMAではダウンは関係ないので、そのまま試合はつづく)。
2Rになると、ネイマングレイシーが昔懐かしい、あの寝っ転がって脚広げるやつします。名前忘れましたが、解説者もスパイダーマンとか言ってからかっていました。
ゴイチヤマウチが静かに希薄に満ちていて、最後スタンディングでネイマングレイシーの連打を顔に受けるのですが・・・
・・・いわゆる”オデコで受ける”というかロッタン方式で、目だけが鋭くなってゆきます。
そして、最後にアッパーカット一閃(上掲画像)。
あんまり傍目(はため)からみてインパクトはありませんでしたが、確かにネイマングレイシーには効いたようで・・・
ネイマングレイシーはダウン。ゴイチヤマウチがパウンドで詰めて試合終了となりました。
いや~ゴイチヤマウチ素晴らしかったですね。
武士だ武士。
次の試合もぜひみてみたいです。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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