自己犠牲の精神
(出典:サイバーファイト)
こんばんは、ヤマガタです。
先日(2021/6/6)、さいたまスーパーアリーナで開催されたサイバーファイトフェスティバルですが・・・
サイバーファイトとしても、かなり決死の覚悟でおこなった興行だったとおもいます。
その証拠となったのが、武藤敬司のムーンサルトですね(トップ画像)。
・事実関係のおさらい
一連のシグネチャームーブ
といって、いいとおもう。
シュミット式バックブリーカー(上の画像)
→ムーンサルト。
武藤敬司のヒザ・・・
ムーンサルトをする選手には、必ずついてまわるものです。
小橋建太しかり、紫雷イオしかしり・・・。
Wikipedia(武藤敬司)に詳しい解説があります↓
[武藤敬司は]膝に負担のかかる技を使い続けたため、両膝の軟骨の減少・摩滅等、膝に持病を抱えており、直立したつもりでも膝が「く」の字に曲がっている。
後遺症は重く、カニ歩きでないと階段を昇り降り出来ない、プライベートでは300m以上は断続的でなければ歩けないなど酷い状態である。
2015年3月20日放送の『アナザースカイ』(日本テレビ系)では普段の生活での膝の負担を軽減する為、車いすを使用することがあるとナレーションされた(番組ではアメリカTNA遠征の際、中之上靖文が押す車いすで移動する光景があった)。
手術後のリハビリを充分に行う事無く、プエルトリコへの海外遠征を行ったことが致命的となったことを自伝で告白している(この時の遠征はブルーザー・ブロディ刺殺事件の起こった大会である)。
2010年現在で、すでに右膝を4度、左膝を1度手術をしているが、現代の医学では完全回復は不可能だと医師から告げられており、長年そのままであったが2018年3月に人工関節を入れる手術を行った。
かつて身体障害者手帳を交付してもらうために診断を受けたところ「肢体不自由(下肢)7級」と診断された。ただし障害のある箇所が膝以外に認められなかったため、実際に手帳の交付はされなかった。
なお、武藤がショートタイツからロングタイツへと変えたのは、膝に何重にも巻かれた痛々しいテーピングを隠すためである。
・・・というわけで、焦点は、2018年の人工関節ですね。
これは、世間一般で、武藤敬司はムーンサルトを封印した、と理解されました。
だから、今回のムーンサルトは、非常に反響を呼んだわけです。
・どうだった?
ムーンサルト直後の武藤敬司。
おい、やっちまったけど、
だいじょうぶか?
足すっとんでないか?
・・・と自問しているようにも見える。
ムーンサルト直後の武藤敬司ですけれども、咄嗟に、ヒザを抱えてました(上掲画像)。
予行練習もやったし、アナウンサーなんかの様子をみていると、事前に関係者で情報共有していたとおもいます。
それでも、武藤敬司自身が、かなり自分にビックリしたような振舞いをしてましたね。
・・・胸毛まで白髪の武藤敬司。
NOAHへのリスペクトとして、丸藤正道に(三沢光春の)エメラルドフロージョンを仕掛ける場面もあったのですが・・・
・・・足に踏ん張りがきかず、一旦、丸藤を降ろす場面もありました。
それでも、サイバーファイトに対する最後の御奉仕のような感じで、ムーンサルトをやったのでしょう。
その後の経過が注目されます。
・・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m