新王者誕生!
・・・と言ってしまった瞬間
この統一タッグベルトをどうやって分裂させるか
という所で制作部は頭を痛めるのだろうが・・・
(出典:WWE)
こんにちは、ヤマガタです。
レッスルマニア39個別試合のリポートです。
メインは、本当はWWEは昨今のジェンダー問題を考えシャーロットたちに任せようとしたんだとおもいますが、もう勢いでサミゼインたちを持ってくる以外なかったのだとおもいます。
・・・というわけで、2022年誰がどう見てもナンバーワンレスラーだったサミゼインの試合をみてみたいとおもいます。
(画像出典はWWEです。)
いい試合だった
いろいろあるが
これが一番試合の雰囲気なり方向性を
伝えているとおもいます。
25分ほどの試合だったのですが、めちゃくちゃいい試合でした。
Cagematchとかなんて言っているんだろう・・・私は文句なく★×5(WrestlingObserver基準)なんですけど・・・
Jey Uso & Jimmy Uso vs. Kevin Owens & Sami Zayn 9.35(10点満点;得点は刻々と変わります)
・・・うん、まあまあかな。9.5以上はつけるべきだとおもう。
試合は↓こんな感じでした。
① 試合の方向性が分からなかったが、徐々にサミゼインの裏切りに対するジ・ウーソーズの復讐というコンセプトであることが明かされる。
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② なので中心は、ジ・ウーソーズのなかでも最後まで信じて裏切られたジェイウーソによるサミゼインへのパニッシュメント(上掲画像)。
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③ ウーソーズふたりで執拗にサミゼインを集中攻撃してゆく。
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④ 中盤に向けケビンオーエンズがリングに入り一瞬風向きが変わる。しかし、そのケビンオーエンズもアナウンサー席に叩きつけられ(ウーソーズの合体技)、グロッキーになる。
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⑤ ふたたびサミゼインへの”いじめ”が始まる。
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⑥ 介入など、まったくなし。サプライズなしで硬質に試合はすすんでゆく。
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⑦ ボコボコのボッコボコにしても痙攣しながらサミゼインが返す(スリーカウント取られない)。両者攻防にボッチ(技失敗)なし。素晴らしい。
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⑧ USO Splash !!(ウーソーズがコーナーポストから同時にフロッグスプラッシュをするキメ技)・・・でも、サミゼイン(の方だったとおもう)が返す!
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⑨ 観客は大盛り上がり。たぶん深夜12時前。
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⑩ まさかのケビンオーエンズ裏切りも、かすかに臭わせながら、しかしサミゼインとケビンオーエンズは協力して、徐々にウーソーズに対し優位に立って行く。
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⑪ フィニッシュは、ケビンオーエンズがジミーウーソをスタナーでアシストし、サミゼインがヘルヴァキック(ケンカキック)3連発でジェイウーソを仕留める。スリーカウント。新王者誕生(トップ画像)!!
・・・完璧でした。
あらためてプロレスはタッグマッチこそ、見ていて飽きが来なく、楽しめるものだな~・・・と実感しました。
サミゼインが、なんかもう神が降臨してきたような雰囲気で、表情とか動きとか、このひとなにがあったんだろう、という位キレキレでした。
最後のヘルヴァキックするときの決め顔とか、機会があったら是非みてください。なんか、もう”宿って”ます(静止画像与えてもわかりにくいのでやめときます)。
上掲画像のジェイウーソに問い詰められながらパニッシングされる表情とかも素晴らしい。
WrestlingObserverは2022年最優秀レスラーはジョンモクスリー、とか言ってましたがアホなんでしょうね。
参考:List of Wrestling Observer Newsletter awards(Wikipedia英語)” Lou Thesz/Ric Flair Award (Wrestler of the Year) の項目です。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m