ユーザー車検について

「継続検査」というのが車検になります。
出典:軽自動車検査協会

 

 

こんばんは、編集長です。

 

以前車検切れの車で警察につかまった体験(つかまるなよ)を記事にし、結構ご好評をいただいています。

 

参考:車検切れの車で警察につかまる①:まずは故障する。

参考:車検切れの車で警察につかまる②:法律家は役に立たない。

参考:車検切れの車で警察につかまる③:廃車代行サービス。

 

あれから私は軽自動車に乗っています。ほとんど近所の買い物だけで、基本は電車です。

 

いまはカーシェア(24時間サービスのレンタカー)もあるので、いい車が必要なときは、そっち使っています。

 

乗っていないので、車検・・・どうにかならないかなあ・・・とおもっていたところ、ユーザー車検というのを知り合いに教えてもらいました。

 

今回、はじめて経験して来たので情報共有できれば、とおもいます。

 

費用

 

まず、費用ですね。

 

① トップ画像のようなユーザー車検の場所に払う手数料が、検査手数料1800円、技術情報管理手数料400円で、計2,200円。これは”試験料”みたいなもので、日を越して再検査するとき払い直します。つまり、同日内なら検査受け放題(うれしくねーけど)。

② 重量税8,200円。

③ 自賠責保険が24カ月で17,540円。
参考:2023年4月1日以降 自賠責保険料金表「令和5年4月1日始期 改訂版」2023年度(令和5年)

合計27,940円です。

 

ふだんの車検が、軽自動車でも10万円は見積り、普通自動車だと15万円位を見積もっているので、破格の値段ですよね。

 

目を疑う値段といってもいいとおもいます。

 

ちなみに車検場における上記支払いには、それなりに時間がかかります。長く見て1時間とったほうがよいでしょう。

 

検査時間は午前の部と午後の部があります。

 

午前の部  9:00~11:45

午後の部 12:45~16:00

 

場所によって違うでしょう。

 

私は”おもったより早く着いた”ため午前中に書類系手続きを終わらせ、午後一番で検査の列に並びました(もちろん車で並ぶ)。

 

一番でしたが午前中の”残骸”がおられたため、それなりに長蛇の列になってました。

 

暑い日でしたが、まあ、たまにはこんなのもいいよね・・・という感じでした。

 

 

”乗る”ひとは止めた方がいい

 

じゃあオレも!ワタシも!ユーザー車検!!となるでしょうか?

 

答えはノーですね。

 

車検は”車検”です。修理ではありません。これが一番重要です。

 

車検を通ったところで、(私のように)1年法定車検を受けてないひとが陥る故障への恐怖は消えることはありません。

 

何を検査するの?

 

ユーザー車検で検査する項目は↓以下のとおり。

 

① 当然、ライト系。ヘッドライト、ウィンカー、ブレーキランプなどランプ全部。リアは死角なので、ユーザー車検に行く前にガソリンスタンドなんかでみてもらったほうがいい。私はエアチェックもしてもらいました。どちらもタダです。ただガソリン入れるくらいのお礼はしましょう。

② ボンネットを開ける。私ぜんぜん、こういうの知らないので面食らいました。夏日だったので素手でやって火傷しました。なんか、ピンみたいなの左にズラすんですよね。

③ ホイールを外す!これ絶対、女性なんかは注意してください!女の力では開きません!私は、後述する再検査用民間工場でついでにやってもらいました。ちなみに、ホイールをはめ直す時、手の側”刀”部を”突き指”みたいな感じで怪我しました(ガン!ガン!と叩いたため)。いま痛いです。

④ まっすぐ走行できるかのチェック。

⑤ なんか、タイヤ回転させても進まないみたいなスペースに進んで時速40kmまで加速。

⑥ 同じ場所(⑤と)で、ブレーキとかサイドブレーキとか。

⑦ ライトチェック。私は、ここで引っかかりました。なので2回目の検査確定(当日やれば追加費用ナシ)。

⑧ 車を持ちあげられてハンドルを右に~左に~回転させて~・・・みたいなチェック。

 

・・・以上だったかな。

 

まあ⑦のライトチェックで引っかかり、やっぱりね~・・・みたいな感じだったので、次のことをかんがえはじめ、よく覚えていません。

 

コバンザメといったら失礼だが・・・

 

案の定、車検場の周りには”おこぼれ”にあずかろうとする民間業者があります。

 

私は上記⑦ライトチェックでダメ出しされたので、速攻その1つの店(”いかにも”という感じで車検場からみえる)に駆け込みました(車ごと)。

 

ライトの強度(上記⑦で引っかかった)を調節してもらって、ビクともしないホイールを外してもらいました。

 

どんぶり勘定で1,500円でした。

 

なので、今回私が払った金額は、27,940円+1,500円=29,440円ですね。やっす・・・

 

当然、(上述のとおり)車検をとったことは、修理してもらったことではない、ので浮いたお金で、2年ぶりのオイル交換しました。ほとんど汚れてなかったかな。

 

あとはバッテリーですが、まあ、様子みます。

 

 

用意する書類

 

用意する書類は、以下のとおりです(参考:継続検査(車検))。

 

【1】自動車検査証(車検証)=誰でももっているのそのもの。

【2】軽自動車税(種別割)納税証明書=毎年コンビニとかで払っているものの領収証。あの切れ端みたいなやつ。

【3】継続検査申請書(軽専用第2号様式)

→当日車検場で書くので用意不要。

【4】自動車重量税納付書

→当日車検場で払いますので、これも用意不要。

【5】軽自動車検査票

→当日車検場で作成するので用意不要。

【6】自動車損害賠償責任保険証明書または自動車損害賠償責任共済証明書

→車検前に使ってるやつ。

【7】点検整備記録簿

→これ1年法定車検とかみられるかな、とおもったのですが(私は法定車検やってないです)、なんにも要らなかったです。

【8】その他必要に応じて用意するもの

→ふつうのひとは関係ナシ。

【9】保安基準適合証

→ふつうのひとは関係ナシ。

【10】申請依頼書

→ふつうのひとは関係ナシ。

 

というわけで、事前に役所とかで書類用意する必要ないんですよ。びっくりしました。

 

文字どおり手ぶらでゴーです。でも常識の範囲で書類持っているひとですよ。普段、車検証とか車に入れないで走っている非常識・・・というか警察に捕まるひとは、例外です。

 

・・・というわけで、初ユーザー車検は2回目でパスしました。

 

暑い日なので汗びっしょりになりましたが、いい思い出になりました。

 

なんか、本当にもう、でっかい車とか、ベンツとか、興味なくなったなあ・・・

 

予約忘れずに!

 

あ、そうそう↓こちらのシステムで事前に予約いれます。

 

軽自動車検査予約システム

 

アカウントとか、すぐ消えたりするらしい”いかにも”という不親切設計なので注意してください。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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