フランシスガヌー(Francis Ngannou).
ヘビー級王者.
ボクシングから総合格闘技に(この記事).
身長193cm, 体重117kg.
カメルーン出身, 35歳.
vs.
シリルガン(Ciryl Gane)
ヘビー級暫定王者として1位(この記事).
身長193cm, 体重112kg.
フランス出身, 31歳.
こんにちは、山田です。
UFC 270のつづきです。
世紀の一戦、ガヌーvs.ガン(ガーン)ですね。
(以下、画像出典はUFCです。)
シリルガン(ガーン)の復習↓
アレクサンダーヴォルコフ vs. シリルガン(2021/6/26 UFC ON ESPN+)
・
Lewis vs. Gane(UFC 265)
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フランシスガヌーの復習↓
ミオシッチ vs. ガヌー(UFC260)
シリルガンに勝ってほしかったんですが・・・
・寝技が決め手だった
ガンを強引に
テイクダウンにもってゆく
ガヌー!
ぶっちゃけ盛り上がっていたのは、セミファイナルのフライ級タイトルマッチのほうでした。
理由は、そっち(フライ級タイトルマッチ)のほうが、観客の応援する相手が明確だった(モレノ側のメキシコ人、フィゲイレイド側のブラジル人が一杯いた)からですね。
それに対し、シリルガンはフランスだし、フランシスガヌーはカメルーンということで・・・
いまいち直接感情移入できる観客が少なかったのが、いまひとつ盛り上がりに欠けた原因になってしまいました。
でも本能的に”見てはいけないもの”を見ている感じは、ヒシヒシと伝わってくる試合でした。
突破口は意外なことに寝技でした(上掲画像)。
1R:ガヌーが”圧”をかけて間合いをつめてくる。
↓
2R:ガンが距離をとってガヌーのケガしている(と解説されていた)ヒザを、ローキックでコツコツ攻める。
↓
3R:試合がうごく。ガヌーが寝技を仕掛ける(上掲画像)。
↓
そのまま5R判定へ・・・
・・・という感じでした。
シリルガンは、なんか、UFCでテイクダウンを取られたのは初めてみたいで・・・
・・・あきらかに3R終了後、フランシスガヌーの寝技とパウンドを交わした後・・・
表情がガラリと変わっていました。
まあ、この怪物(フランシスガヌー)相手に5Rまで戦った・・・ということ自体が常人離れしているようにもみえます。
ガヌーはどの辺で覚醒したんですかね。
過去にデリックルイスとかに判定で負けているんですが・・・(UFC 226判定)。
再戦は、あるのかな?ガンとの・・・
たぶん、フランスで開催すれば盛り上がるとおもうのですが、コロナ禍の現在だとむずかしそうですね。
とにかく、フランシスガヌーの強さが際立った試合で、ユナニマス(審判一致)でフランシスガヌーが判定勝利をあげました。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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