5億円の賠償命令(2022/11/17)

「ファスト映画」著作権侵害訴訟 
投稿者2人に映画会社などの訴え通り5億円支払い命令 
東京地裁
出典:TBS

 

 

こんばんは、伊田です。

 

ファスト映画の最初の事件、ポケットシアターですね。映画会社が5億円の損害賠償支払いを求めていたのですが・・・

 

参考:ファスト映画つづき(5億円賠償請求など)

 

東京地裁は本日、請求通りの5億円支払いを命じました。

 

「ファスト映画」著作権侵害訴訟 投稿者2人に映画会社などの訴え通り5億円支払い命令 東京地裁 2022/11/17

「ファスト映画」と呼ばれる動画で著作権を侵害されたとして、映画会社やテレビ局など13社が賠償を求めた裁判で、東京地裁は投稿者2人に5億円の支払いを命じました。

この裁判は、著作権者に無断で、映画のあらすじがわかるように10分程度に編集した「ファスト映画」と呼ばれる動画をインターネット上に投稿され、著作権を侵害されたとして、映画会社やテレビ局13社が投稿者を提訴したものです。

13社は、ネット上で1回再生されるごとに被害額が200円になると計算して、被害総額の一部、5億円を支払うよう求めていました。

東京地裁はきょうの判決で、被害額について、YouTubeでの映画のレンタル価格などを考慮したうえで、投稿者2人に対し、訴え通り、5億円を支払うよう命じました。

コンテンツ海外流通促進機構 後藤健郎代表理事 「著作権侵害に対する大きな抑止力になると思っています。海賊版サイトは見ない、ファスト映画は見ないという認識を1人1人が醸成してもらうということが必要だと思います」

原告側の団体は判決について、会見で「意義は大きい」と評価しました。

 

5億円という金額ですが、もともとポケットシアターのサブチャンネルも含めた総再生回数を1000万回と見積り、1再生200円で(レンタルビデオを参照したらしいです)・・・

 

200円×1000万再生=20億円の一部=5億円

 

この最後の”の一部”ってのが文系思考ですよね・・・

 

 

ポケットシアターの民事刑事処分まとめ

 

ポケットシアター運営者の3人は、これで民事で二度目、刑事罰一度になります。

 

2021/8/28  民事 1000万円(最初に賠償した映画会社との和解金)

2021/11/16  有罪判決(刑事) 350万円

参考:ファスト映画に有罪判決①:判決と見解

本日(2022/11/17) 民事 5億円(日本の映画会社13社)

 

すでにニュースのコメント欄に書き込みされているとおり、自己破産で免除はできません。

 

【非免責債権の種類(破産法253条)】

1) 租税等の請求権
2) 破産者が悪意で加えた不法行為に基づく損害賠償請求権
3) 破産者の故意・重過失による人の生命・身体を害する不法行為に基づく損害賠償請求権
4) 養育費や婚姻費用分担義務に基づいた請求権
5) 雇用関係に基づいて生じた従業員の給料債権など
6) 破産者が知りながら債権者名簿に記載しなかった請求権
7) 罰金等の請求権

参考:平野町綜合法律事務所ホームページ

 

悪意かどうかわからないが、2)に当てはまるケースだと言えます。

 

 

戦々恐々

タニムラ氏

 

 

ファスト映画自体はYouTube上に複数まだチャンネルが残存しています。

 

ファスト映画で初の逮捕 →更新しました

ファスト映画その後②:増殖していた →更新しました

 

 

その中で、私が現在ホットだとおもっている、タニムラ氏(上掲画像)と高杉幸男氏について取り上げてみたいとおもいます。

 

周知のとおり、高杉幸男氏はファスト映画の2人目の、そして直近最後の逮捕者(1人目はポケットシアターと、2人目が高杉幸男氏の運営する元ファストムービー/現みんなの行政地図)であり・・・

 

参考:ファスト映画その後①:ファストシネマ

 

そういった意味で死線をくぐりぬけてきた勇者です(高杉氏が)。

 

その高杉幸男氏がタニムラ氏に宣戦布告している、という局所的なのか深刻なのか分からない事態が起こっています。

 

タニムラ氏というのは、タニムラ洋画劇場というホラー系のファストムービーを運営している人物で、今回のファストムービー騒動で一旦雲隠れしましたが、最近復活しました。

 

タニムラ洋画劇場【ホラー映画解説Channel】

404 Not Found

新タニムラ洋画劇場【ホラー映画解説Channel】

新タニムラ洋画劇場【ホラー映画解説Channel】
2022年7月にチャンネル再開。 取り上げる映画は僕が長年愛してきた作品に限っています。大好きな映画そのものに貢献できる動画作りを第一に心がけつつ、サイコホラーを中心に、解説&考察メインの動画を投稿していきます。(現在リクエスト等はお受けしていません) 観終わったあとにその映画を見たいと思ってもらえるような解説を目...

 

タニムラ洋画劇場【ホラー映画解説Channel】を全動画非公開でチャンネルだけ温存させていたのですが・・・それを少々の時間差をもって削除し(これは単純に証拠隠滅の動機からでしょう)・・・

 

現在、タニムラ氏のなかではセーフの新タニムラ洋画劇場【ホラー映画解説Channel】で活動しています。

 

ただ、これが高杉幸男氏には”面白くない”と映っているようです。

 

 

高杉氏の攻撃

この動画をアップからずっと消さないでいるところに
高杉氏の本気を感じる。

 

 

その高杉幸男氏が、タニムラ氏の”復活”に際して下記の動画をあげました。

 

タニムラ洋画劇場の復活について 2022/08/29

 

完全に、タニムラ洋画劇場を”ロックオン”した内容で、異様な印象を受けました。

 

ちなみに私が、タニムラ洋画劇場という名を知ったのは、この高杉幸男氏の言及がきっかけになってます。

 

なにより、注目されるのは以下の発言です↓

 

kyohei 1 か月前(編集済み)[補足:2022/10頃]
たしかにタニムラさんは一言もファスト映画の問題に関して触れてないのはなんか不気味ですね! どう考えているかだけでも触れてもいいと思うのですが…

みんなの行政地図【罰金200万円払えないから上告中】[補足:高杉氏の返信]
1 か月前[補足:2022/10頃]
そう、不気味という表現が一番しっくりきます。

みんなの行政地図【罰金200万円払えないから上告中】[補足:高杉氏の返信]
1 か月前[補足:2022/10頃]
タニムラさんは「私はファスト映画とは関係ないよ」というスタンスを取ってるようですが、少なくとも私の検事調べの時に「タニムラ洋画劇場」という固有名詞は出てきました…という事だけは申し添えておきます。

 

つまり、タニムラ洋画劇場はファストムービー事件捜査の射程圏内に入っている。たとえ、新タニムラ洋画劇場に模様替えしても、記録は残っている。

 

これが、どう動くのか。

 

いろいろ注目点があるのですが、今回はそもそも高杉氏やらタニムラ氏やら(単純に普段、”新”タニムラ洋画劇場も、みんなの行政地図も訪問しないので)忘れそうだったので備忘録として記事化させて頂きました。

 

なんか漫画でもドカンとデカいのが来そうですね。

 

ただね・・・”ネタバレ”が問題だったら一番裁かれなきゃいけないのはWikipediaだよ?そこら辺わけわかんないんだよね・・・

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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