サンドハーゲン vs. ソンヤドン(2022/9/17 UFC Fight Night 210)

コーリーサンドハーゲン(Cory Sandhagen)
身長180cm, 体重61kg,
ブラジリアン柔術茶帯, アメリカ出身,
バンタム級4位, 30歳.
vs.
ソンヤドン(Song Yadong)
身長173cm, 体重61kg,
柔術? 中国出身,
バンタム級10位, 24歳.

 

 

 

こんにちは、ヤマガタです。

 

UFCのバンタム級もTJディレショーとか、シェーンオマリーとか、ピョートルヤンとか、タレント揃(そろ)って来ましたね。

 

そんななか頑なに、というかひたむきにチャンピオンを目指しているのがサンドハーゲンです。

 

参考:TJディレショー vs. サンドハーゲン(UFC on ESPN 27)

参考:サンドハーゲンが負ける(2021/10/30 UFC267)

 

 

今回は”格下”のソンヤドンを迎え撃ちます。ダナホワイトが若手のテストマッチとして仕掛けたのでしょうか。

 

早速、みてみましょう。

 

(以下、画像出典はUFCです。)

 

 

 


・4Rドクターストップ


ゴッ・・・ツン!!
2R,
この下から突き上げるような左ニーで,
ソンヤドンが左まぶた上を大きくカット.
以降, サンドハーゲンが返り血をあびるほど,
ソンヤドンが大量出血し始める.

 

 

流れとしては、この前のボルカノフスキーとホロウェイみたいな感じでした。

 

参考:ボルカノフスキー vs. ホロウェイ(2022/7/2 UFC 276)

 

序盤でソンヤドンが大きくまぶた上をカット(上掲画像)。

 

もう骨がみえているんじゃないか、というくらいドボドボ血が出始めます。

 

そのまま試合は4Rまでつづいて、5R直前のインターバルでレフェリーストップ。

 

記録としては、サンドハーゲンの勝利でした。

 

ただ、ソンヤドンは、いかにも”大陸中国人”といった感じで、日本人にはない気迫をもってましたね。非常にイイ選手です。ダナホワイトも、サンドハーゲンに勝つとおもってソンヤドンをぶつけたのではないだろうか。

 

Wu Lin Feng(武林風)という中国の格闘技団体出身のようです↓

 

参考:Wu Lin Feng(Wikipedia英語)

参考:【WLF】UFCよりも人気団体に日本人3選手が出場(2016/06/29 e-fight)

 

中国のRIZINみたいな位置づけでよいとおもいます。要チェックですね・・・

 

ソンヤドンは柔術として紹介されてましたが、完全なパワーファイターで、カンフー系の鋭いハイキックと、みるからにパワフルなフックで攻めてきます。

 

出血が無かったらソンヤドンが勝ったとおもいます。そのくらい、いい選手でした。

 

ただ、今回は”老獪な”サンドハーゲンの戦略勝ち、といったところでしょうか。

 

サンドハーゲンは、柔術狙いでタックルをしていました(ソンヤドンが腰が強く全然倒れなかった)。

 

で、ソンヤドンの意識が下に向いたところで得意のジャンピングニーをしていましたね(サンドハーゲンが)。

 

ただ、これだと攻めが単調になりやすいので、サンドハーゲンは、もうひと工夫必要かもしれません。

 

いずれにせよ、両者とも、すばらしい選手でメインイベントに相応しい試合でした。再戦あるんじゃないかな。

 

・・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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