コーリーサンドハーゲン(Cory Sandhagen)
身長180cm, 体重61kg,
ブラジリアン柔術茶帯, アメリカ出身,
バンタム級4位, 30歳.
vs.
ソンヤドン(Song Yadong)
身長173cm, 体重61kg,
柔術? 中国出身,
バンタム級10位, 24歳.
こんにちは、ヤマガタです。
UFCのバンタム級もTJディレショーとか、シェーンオマリーとか、ピョートルヤンとか、タレント揃(そろ)って来ましたね。
そんななか頑なに、というかひたむきにチャンピオンを目指しているのがサンドハーゲンです。
参考:TJディレショー vs. サンドハーゲン(UFC on ESPN 27)
・
今回は”格下”のソンヤドンを迎え撃ちます。ダナホワイトが若手のテストマッチとして仕掛けたのでしょうか。
早速、みてみましょう。
(以下、画像出典はUFCです。)
・4Rドクターストップ
ゴッ・・・ツン!!
2R,
この下から突き上げるような左ニーで,
ソンヤドンが左まぶた上を大きくカット.
以降, サンドハーゲンが返り血をあびるほど,
ソンヤドンが大量出血し始める.
流れとしては、この前のボルカノフスキーとホロウェイみたいな感じでした。
序盤でソンヤドンが大きくまぶた上をカット(上掲画像)。
もう骨がみえているんじゃないか、というくらいドボドボ血が出始めます。
そのまま試合は4Rまでつづいて、5R直前のインターバルでレフェリーストップ。
記録としては、サンドハーゲンの勝利でした。
ただ、ソンヤドンは、いかにも”大陸中国人”といった感じで、日本人にはない気迫をもってましたね。非常にイイ選手です。ダナホワイトも、サンドハーゲンに勝つとおもってソンヤドンをぶつけたのではないだろうか。
Wu Lin Feng(武林風)という中国の格闘技団体出身のようです↓
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参考:【WLF】UFCよりも人気団体に日本人3選手が出場(2016/06/29 e-fight)
中国のRIZINみたいな位置づけでよいとおもいます。要チェックですね・・・
ソンヤドンは柔術として紹介されてましたが、完全なパワーファイターで、カンフー系の鋭いハイキックと、みるからにパワフルなフックで攻めてきます。
出血が無かったらソンヤドンが勝ったとおもいます。そのくらい、いい選手でした。
ただ、今回は”老獪な”サンドハーゲンの戦略勝ち、といったところでしょうか。
サンドハーゲンは、柔術狙いでタックルをしていました(ソンヤドンが腰が強く全然倒れなかった)。
で、ソンヤドンの意識が下に向いたところで得意のジャンピングニーをしていましたね(サンドハーゲンが)。
ただ、これだと攻めが単調になりやすいので、サンドハーゲンは、もうひと工夫必要かもしれません。
いずれにせよ、両者とも、すばらしい選手でメインイベントに相応しい試合でした。再戦あるんじゃないかな。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m