出典:wrestlingdata.com
現在Ratingというと
視聴者数だが
昔は視聴率だった(多分)。
視聴「者数」は
Absolute Rating
視聴「率」は
Relative Rating
というのだとおもう(多分)。
軒並み視聴率で語れないようになったのは、
現在の熾烈な競争では、1%をとるのも大変なことだから。
参考:視聴率の話(2019/12/23 RAW)
視聴率→視聴者数へとデータ提示方式が変わったのは
トップ画像のとおり2011年末から2012年にかけて。
こんにちは、ヤマガタです。
あんまり万人受けしない”真面目な”記事です。
WWEとAEWのWednesdayNightWarsは既に終了しましたが、AEWとWWEの視聴者数比較は折につけ、行われています。
開始:Wednesday Night Wars開始(2019/10/2 NXT)
終了:AEWの最近(2021/5/5 Blood and Guts)(2021年4月7日)
→Wednesday Night Wars(Wikipedia英語)
その際、AEWに決まって連想されるのがWCW(WorldChampionshipWrestling)です。
いわゆるMondayNightWarsですね。
参考:マンデー・ナイト・ウォーズ(Wikipedia日本語)
私、世代でないことはないとおもいますが、当時は興味ありませんでした。そこを追体験的にまとめてゆきたいとおもいます。
基本的なデータ
1995年終り頃
遂にMondayNitro(WCW)が
MondayNightRaw(WWE=WWF当時)を
追い抜く。
しかし1998年序盤にNitroは大きく失速!
後は2000年に向け視聴率をぐんぐん落として行った。
逆にWWE(WWF当時)は
2000年に向け驚異的な視聴者数を獲得するに至る。
出典:The Decline of WCW…What Happened?
(画像クリック=時刻合わせてます)
WCWというのは・・・
団体(WCW)としては、1988年~2001年まで存在(Wikipedia日本語)
TV放送(MondayNitro)としては、1995年~2001年まで放映(Wikipedia英語)
・・・していた団体です。
WWE(当時WWF)より後発の団体です。
ず~っとなにかな、と気になって断片的に調べていたのですが、最終的にまとめよう、という気になったのは上掲画像の下記ビデオをみたからでした。
あんまりネット記事ではなく、YouTube動画で調べていたのは、やっぱり実物(主要人物)が動いているのをみないとわからない、とおもったからです。
他の動画は・・・
Wrestlelamia:10 Worst Moments Of The Dying Days Of WCW
WhatCulture.com: The Day WCW Nitro Died
・・・をみたかな。ちょっとわかりにくかったので、これら有名どころをみても、いまいちイメージが湧きませんでした。
やはりCompanyManさんのThe Decline of WCW…What Happened?が12分と、それほど長くないビデオに上手くまとめられていて、わかりやすかったです。
1995年から1998年までが最盛期
ハルクホーガンがnWo結成を宣言しているところ
(動画時刻合わせてます=画像クリック)
WWE(当時WWF)所有になってますが
WCWの動画(MondayNitro)なんですね。
コメント欄はオフになってます(笑)
上掲画像の前の画像のチャートでみたとおり、1995年から1996年にかけてWCWは宿敵WWE(WWF当時)を追い抜き最盛期へと向かってゆきます。
ドル箱アングルとなったのがnWo(New World Order)で、結成は1996年のことでした。Wikipediaの説明をみてみましょう↓
1996年発足。結成当初のオリジナル・メンバーはハルク・ホーガン、スコット・ホール、ケビン・ナッシュ[上掲画像のとおり=編集部]。
WWFよりホールとナッシュが引き抜かれ、[1996年]5月27日に「WWFからの侵略者」としてホール、翌週にナッシュがマンデー・ナイトロに登場した。7月7日、PPVバッシュ・アット・ザ・ビーチでWCW正規軍のスティング&レックス・ルガー&ランディ・サベージvsアウトサイダーズ(スコット・ホール&ケビン・ナッシュ)、第3のメンバーは謎のまま試合が始まった。試合が混沌とし始めた中にハルク・ホーガンが登場。WCW正規軍を助けるのかと思いきや、リングインするなりサベージに必殺技のレッグドロップを放ちアウトサイダースに加勢。試合は無効試合となり、ホーガンが「これがニュー・ワールド・オーダー(新世界の秩序)だ。お前たち観客に媚びるのは止めた。お前たちはゴミだ!」などとマイクアピール。翌日のナイトロより、黒と白をテーマカラーとしたヒール軍団「nWo」が結成された。ストーリー上の設定はユニットではなく、WCWに敵対する「新団体」ということになっていた(これはエリック・ビショフ副社長が新日本プロレスとUWFインターナショナルの抗争を参考にしたためとされる)。
なんか、やっていることは今のAEWにすご~く似ていますね。ウォッチャーとしてAEWをみてきた1人として言わせてもらうと。
TNT
あちゃ~やっぱTNTか・・・
WCWの歴史をたどってみると、やっていることが驚くほどAEWに似ています。
それもそのはず、WCWも(は、こそ)、AEWのDynamite(TBSだが親会社はワーナーでTNTと同じ)とかCollisionとか垂れ流しているTNT(上掲画像)で放映されていたのです。
1988年11月テッド・ターナーに売却されて、TBSのプロレス部門の子会社として再出発をすることとなりWCWが設立された。
参考:WCW(Wikipedia日本語)
テッドターナーは・・・
TNT = ターナー・ネットワーク・テレビジョン(Wikipedia日本語)
TBS = ターナー・ブロードキャスティング・システム(Wikipedia日本語)
・・・という名前からわかるとおりAEWを現在放送しているTNTやTBSの設立者です。
そして持ち株会社という形で現在TNTもTBSも、ワーナーブラザーズ(WarnerBrotherers)が所有しています。
参考:List of assets owned by Warner Bros. Discovery(Wikipedia英語)
なので事業形態的には、TV放映を見る限り、完全にAEW=WCWです。
では経営者はどうなるでしょうか。ここら辺すこしのズレはありますが、トニーカーンとエリックビショフを比較してみたいとおもいます。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m