ホロウェイ vs コリアンゾンビ(2023/8/26 UFC FightNight 225)

マックスホロウェイ(Max Holloway)
身長180cm, 体重66kg
ハワイ出身, 31歳.
グレイシー柔術, ムエタイ
フェザー級1位.
vs.
コリアンゾンビ/ジョンチャンソン(Jung Chan Sung)
身長175cm, 体重66kg
韓国出身, 36歳
ハプキドー(Hapkido).
フェザー級8位.

 

 

こんにちは、山田です。

 

シンガポールのSingapore Indoor Stadium(キャパ15,000人)ってONEがしょっちゅう興行しているところなんですけれども、そこでUFCがシンガポール興行を行います。下位放送のFightNIghtですが、アジア系を中心に興味深いカードを揃えて来ました。

 

メインはコリアンゾンビことジョンチャンソン(Jung Chan Sung)。今のところアジア系で最も成功したMMAファイターじゃないですかね。

 

そして相手は気づいたらフェザー級1位にまで返り咲いて来たマックスホロウェイです。

 

ホロウェイは前回、アーノルドアレン(Arnold Allen)に結構、接戦で勝った印象です。

 

参考:ホロウェイ vs. アレン(2023/4/15 On ESPN 44)

 

コリアンゾンビ(ジョンチャンソン)は、やはりボルカノフスキーに弄(もてあそ)ばれた印象が強いですが・・・

 

参考:ボルカノフスキー vs. コリアンゾンビ(2022/4/9 UFC 273)

 

ボルカノフスキーが強すぎるんですよね。ホロウェイも相手になりませんでした。

 

参考:ボルカノフスキー vs. ホロウェイ(2022/7/2 UFC 276)

 

(画像出典はUFCです。)

 

 

3RKOでホロウェイの完勝

パンチを繰り出しながら
倒れてゆくコリアンゾンビは
あしたのジョー
そのものでした。

 

 

 

メインに相応しい素晴らしい試合でした。

 

コリアンゾンビの漢(おとこ)をみた、という感じでしたね。

 

当然これがFightOfTheNightでした。

 

コリアンゾンビは両利きでゾンビみたいな立ち方するんですけど(スイッチ=切り替え式)・・・

 

参考:コリアンゾンビ vs. ダンイゲ(UFC on ESPN 25)

 

今回は右足に黒いサポーターつけていたので、なにか怪我していたのでしょう。オーソドックスでしか構えられないようでした。

 

2Rにホロウェイがコリアンゾンビ(←これでずっとコメンテーターとか話すんですよ)からダウンをとります。

 

そのときホロウェイが追撃をやめました。”なんか変だぞ”というのにホロウェイが既に気づいていたのではないでしょうか。しかし審判が止めません。KOから意識回復する時間をたっぷり与えてしまったコリアンゾンビを今度は、チョークで仕留めようとしますけれどもこのラウンドは終了。ホロウェイがなにか審判に訴えながらコーナーに戻ってゆきます。

 

試合は結局、次のラウンドの最初で終りました。もう続かない、とおもったコリアンゾンビが捨て身の殴り合いを仕掛けて来ます。ホロウェイはそれに乗り、ものすごいカウンターで勝利(上掲画像)。

 

”ショー”として、ここまで見せようとしたコリアンゾンビに拍手ですね。漢(おとこ)でした。やらなきゃならないことがわかっている。

 

ここがUFCと他団体の違いだと、しみじみおもいます。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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