Vince Russo（ビンスルッソ）は
WWE（当時WWF）からWCWに引き抜かれたライターで、
1998年から2000年にいたるまで（崩壊2001年）
WCWの没落期を”築いた”。
こんにちは、ヤマガタです。WCWを追体験（？）しています。
第１回：WCW追体験①：MondayNitro（マンデーナイトロ）
第２回：WCW追体験②：エリックビショフ
ようするにWWE（当時WWF）に歯向かって５年（1995年～2000年）で華々しく散った団体というのがWCWだといえます。
今回最終回（もう腹いっぱいなので）は消滅期について記事化したいとおもいます。
衰退のストーリー
ReadyToRumbleは
2000年にWCWが作った映画。
製作費2400万ドルで
チケット売り上げ1250万ドル。
大失敗だったみたい。
WCWの衰退は↓こんな風に語られることが多いです。
① エリックビショフによるnWoの大成功（1995-1998）
↓
② nWoのマンネリ化。それを打破するためのビンスルッソ（トップ画像）の投入
↓
③ それ（②）が大失敗。完全にプロレスのコメディショー化。
コメディショー化
ReadyToRumble主演のデビッドアーケット（David Arquette）が
WCW最高峰のヘビー級王座を獲得したところ。
右にいるのはダイアモンドダラスペイジ。
いまでもバッドバニーとかWWEでやってますけど、当時のWCWのそれはひどすぎたようです。
デビッドアーケットは2000/4/26のWCWのThunder（AEWのRampageに酷似＝Wikipedia英語）でダイアモンドダラスペイジとタッグを組み、ジェフジャレット＆エリックビショフを破った（エリックビショフをピン）。なぜかこれでWCWシングル王者になった。
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Arquette teamed with Page in a match against Bischoff and Jeff Jarrett, with the stipulation that whichever man got the pin would take the championship. Arquette pinned Bischoff again in the match’s finish, winning the WCW World Heavyweight Championship in the process.
これを書いたライターがビンスルッソだったみたいです（エリックビショフとの共作）。
ストーリーラインの迷走はすさまじく、あげくの果てにビンスルッソもWCW同王座を”奪取”したもよう。
2000年9月からビンスルッソはWCW王座戦線に絡むようになる。まず当時のWCW王者ブッカーT挑戦権を偶然のフォールで獲得。翌週、ブッカーTとの王座戦が組まれるがゴールドバーグの介入により勝者不明に。しかしThunder（AEWのRampageに酷似＝Wikipedia英語）にて勝者はビンスルッソだったことがアナウンスされる（つまりWCW新王者）。恐らく視聴率低迷のためビンスルッソには、すぐ後に脳震盪アングルが組まれWCW王座は空位になった。
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On the September 18, 2000 episode of Nitro, Russo was in a tag match alongside Sting and Booker T versus Scott Steiner and Jeff Jarret, with the wrestler getting the pin receiving a shot at Booker T’s WCW World Heavyweight Championship. Russo won after Booker T dragged an unconscious Russo onto Steiner for the three count. The following week, Russo faced Booker T in a steel cage match for the WCW World Heavyweight Championship. The match did not appear to have a clear winner as Russo was speared by Goldberg through the side of the cage at the same time Booker exited the cage. Two days later on WCW Thunder, Russo was announced as the winner and new champion. However, the reign was short lived as Russo announced he was vacating the title immediately after, as he was not a wrestler. Russo suffered a severe concussion from the spear spot, and took time off because of post-concussion syndrome.
出典：Vince Russo, World Heavyweight Champion, injury, and departure（Wikipedia英語）
・・・まあなんだかんだいって視聴者はコメディーがみたいわけじゃない、ということですね。
有名人を絡めるのは悪くないのでしょうが、サジ加減を間違えると一気にファンの心は離れてゆく・・・
現在のローガンポールが、その瀬戸際にいる気がします。
ドミニクミステリオも、一歩間違えばそれになるでしょうね。
・・・・
それでは、今回はここまで本連載もこれで終了します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
