トニーカーンは
基本的に”慈善事業”でやっているような気がする。
アンチAEWの間で
”TK(トニーカーン)はレスラーのことをオモチャだとおもっている!”
と批判されるのは、その意味。
出典:この記事
こんにちは、ヤマガタです。雑感的な記事です。
トニーカーンが”ウチ(AEW)は宣伝なしでもやれるよ!”と口をすべらせた頃から明らかになって来たのは、どうやらAEWは収益をあげるためではなく、トニーカーンの趣味的な要素が強い・・・強力な資金力プールがあって、そこからプラスマイナスゼロくらいでもトニーカーンは満足なのではないか・・・ということでした。
そして、ここに来てのウエンブリースタジアムのAllIn無謀興行は、アンチAEWの間で90,000の数字(ウエンブリースタジアムのキャパ)で皮肉をもって語られるようになって来ています。
参考:ウエンブリースタジアムの謎(2023/8/27予定 All In)ほか。
それでも世界第二の団体地位確立
直近で滑りに滑ったBattleOfBeltIV
提供:The AEW Freakazoid
ロードアイランド州
Ryan Center(キャパ8000人)
で半数4000人の観客席と控えめにしたが
結局3000人も埋まらなかった。
参考:WrestleTix
最近、私(ヤマガタ)が熱心に見させてもらっているツイッターに、WrestleTixがあります。
ツイッターアカウント:@WrestleTix
WWEとAEWを中心に比較的大きな興行のチケット販売状況を教えてくれるアカウントで(多分チケット購買サイトの有料会員にならないと見れない)、現在AEWが、どのくらいチケットセールスをしているか・・・どのくらい観客を入れているかを教えてくれます。
おなじくWWEのチケットセールスも教えてくれるのですが、いまの時期はレッスルマニア終了前後なのでアホみたいに売れてます。毎回10,000人の観客を動員しています。なので、WWEはとりあえず置いておきます。
問題はAEWですね・・・
直近で失敗した興行が上掲画像のBattle of the Belts VIで、これはRampageの特番として放送されたものです。
参考:AEW Battle of the Belts(Wikipedia英語)
会場の半分を埋めるのがやっとだった・・・という失敗興行でした。
では、AEWは張子の虎(はりこのとら)なのか?
WrestleTixが教えてくれるところによれば、そうでもないです。
ニューヨークのような都市圏での興行になると、7,000人をかすかに下回る位の集客をしています。これは先日の(新日本プロレス)サクラジェネシスより多いです↓
参考:【追記x1】SANADA が IWGP 世界ヘビー級王者に!(2023/4/8 Sakura Genesis)
ピンと来ないひとにいえば、あの両国国技館より多い観客を、毎週のテレビ放送(DynamiteとRampage同時収録がふつう)で搔き集めているのが、現在のAEWなのです!
注:RampageってのはAEWの下位放送で、フラグシップはDymaniteです。
新日本プロレスの人気下降
2023/4/12PM6:00発表だって。
(画像クリックリンク先は新日本プロレスTweet)
そんな中、新日本プロレスと全日本プロレスとNOAHが協業するみたいで、それなりに海外でも注目を集めています(上掲画像)。
参考:NJPW, AJPW & NOAH tease April 12 announcement
Both companies shared the same video on social media for an announcment on April 12.
・・・ただ、もう海外からの新日本プロレスへの興味は、AEW爆誕ですっかり失われてしまったのは否定できません。
ターニングポイントは、いま振り返ると、調子に乗ってG1 climax開幕戦をアメリカで行った頃だったとおもいます↓
2019/7/6のこと(事件)で、ちょうど同年(2019/2/7)にAEWが発足したのでした↓
その”調子に乗ってアメリカ進出した新日本プロレスの興行(G1 climax初戦)”は、大ゴケにコケて、20,000人のキャパで5,000人集まりませんでした。
この頃からですね・・・YouTube経由で世界に広がっていた新日本プロレス人気が一気に下降し始めたのは・・・。
しかも新日本プロレスはYouTube動画を規制する、という悪手に打って出ます↓
こうして新日本プロレスは、新日本プロレスワールドからの由緒正しい情報しか発信しなくなりました。そんな行儀のよい話は、だれも興味持ちません。
ジェイホワイトがWWEに行かなかったワケ
もしかしたら
突然扉を閉ざされたのかもしれない。
上述のWrestleTixを見る限り、新日本プロレスはフル投入(海外で人気のありそうなウィルオスプレイやオカダカズチカ)しても、アメリカでは3,000人集められません。これではROHにもImpactWrestlingにもかなわない。正直、もうやめとけや!というのが経営上の視点というか印象です。
でもロス道場まで作っちゃった体面、引っ込ませることができない。
いろいろ呑み込んで、結局NOAHや全日本プロレスとの内需拡大路線に舵を切り替えている・・・もう、なにがしたいんだかわかりません。二兎(内需と海外拡大)追う者は・・・の典型になってます。
で、話変えて、ジェイホワイトになりますが・・・
もしかしたら本人はWWEに行くつもりだったのだが、直前になって契約を破棄されたのかもしれません。
というのも、最近UFCとの親会社統合を機に、WWEがタレントの一斉見直しを始めたみたいなんです。そのため”しばらく育成以外の選手を採用するのは停止しよう(freeze)”と大きな舵取り上の転換が行われたみたいなんですよ。
この波に呑み込まれたのがジェイホワイトなんじゃないか・・・なんて勝手に妄想しています。
逆に、この波から間一髪逃れたのがドラゴンリーです↓
参考:【追記x1】ドラゴンリーのデビュー戦(2023/4/1 NXT Stand&Deliver)
ジェイホワイトの後に、ザックセイバーJr.とかAEW移籍したら、私の妄想は間違いで、マジで新日本プロレス内にはAEW移籍の希望が後を絶たない、というのがわかるでしょうね。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m