ピョートルヤン(Petr Yan)
おそロシア, ACA(旧ACB)出身.
身長170cm, 体重61kg
ボクシング出身
バンタム級2位, 30歳.
vs.
ムラブ・ドゥバリシビリ(Merab Dvalishvili)
バンタム級6位,
168cm, 体重61kg,
ブラジリアン柔術黒帯,
ジョージア国出身, 32歳.
こんにちは、山田です。
ピョートル(”ペテル”みたいに発音される)ヤンといえば、サンドハーゲンとの暫定王座戦に勝ったときは、えらく強い!とおもったものですが・・・
その後、スターリングとの統一王座戦に敗れ・・・
シェーンオマリーにも敗れ・・・
・・・イヤな流れに入ってしまっている選手です。
それに対しドゥバリシビリは、ホセ(ジョゼ)アルドに引退の引導を渡した選手ですが、いまいち印象に残りませんでした。
そんなパッとしない2人の試合でしたが、フタを開けるとドゥバリシビリが圧勝しました。
・・・いや、圧勝というほどでもなかったかな?
(画像出典はUFCです。)
アイポーク
”手を開いて構えてはならない。
グッと握りなさい”
・・・
ってルールなの?
ハーブディーン(Herb Dean)は、UFCでもBellatorでもONEchampionshipでもみかける超有名どころの審判なのですが・・・けっこうウザがられることがあります。
その”おせっかい”ハーブディーンが今回、ピョートルヤンにとって凶と出ました。
オープンフィンガーグラブで手を開いて構える選手はたくさんいます。ハーブディーンは、どうやら、それが昨今問題になっているアイポーク(目つき)の原因になっている、と考えているのですね。
参考:ひさしぶりのマイクジャクソン(2022/4/23 Fight Night 205)
参考:アレクサンダーヴォルコフ vs. シリルガン(2021/6/26 UFC ON ESPN+)
なのでハーブディーンの独断かなにか知りませんが(そして、それは超重要検討事項だったのですが・・・)、ピョートルヤンは”手を握るように!”と指導されてしまいました(上掲画像)。
それで調子が狂ったピョートルヤンが、ドゥバリシビリに押され・・・けっきょく判定負け(ユナニマス:50–45, 50–45, 50–45)。
う~ん、ピョートルヤンは”調子が悪い”としか言いようがないですね。まだ30歳なので体勢を整えてもらいたいです。がんばれ。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m